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浦田side
やっと先生がきて授業が始まった。
Aの事を考えていればいる程、頭がずきずき、としてきた。
「…すみません。ちょっと保健室に…」
ぼそり、とそう伝えて、保健室へ向かった。
ｶﾞﾗﾗﾗﾗﾗﾗ、と扉を開けて保健室へ入り、辺りを見渡してみたが、先生の姿が見当たらなかった。
ラッキーだ、ベッドで休もうかな、と思い、ベッドのカーテンを開けると、そこにはAが居た。
そこで思わず
「え、A…？」
と声を掛けた。
だが、返事が無いので、寝ているのか、と思い、顔を近付けてみると、Aがうっすらと目を開けた。
「……びゃっ…！？」
「っわ…！？…ご、ごめん…！」
慌てて謝り、名前から離れた。
気まずい空気が流れたが、このままじゃダメだ、と思い、俺は疑問を口にした。
「なぁ…A…無理して答えなくていいんだけどな…お前、さっき彼奴…萌木となんかあっただろ？」
Aは急にうつ向いて黙った。
聞いたらまずかった、かな…。
いや、Aはこういう時、迷惑を掛ける、とか考える奴だ。
「…お前なぁ…」
そう言っただけでAは肩を竦めた。怖がらせてしまったのだろうか。
でも俺は続けて言った。
「また迷惑掛ける、とか思ってんだろ？そんなはずねぇじゃん、迷惑だと思ってたらここまで関わらねぇし」
言い終わると、Aはぽろぽろと涙を溢して泣き始めた。
「…っちょ、おま、泣いっ…！？ごめんな！？」
わたわた、と謝る俺は、他所からみればきっと、喜怒哀楽の激しい奴だろう。
「謝ら、ないで…下さいっ…ありがとう、ございますっ…」
なんとなく、Aからの感謝の気持ちが伝わってきた気がして、此方まで泣きそうになったが、堪えて軽く微笑んだ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキー歌い手
となりの坂田
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A47 - 話を進めてくれ...小細工いらんから... (2019年7月25日 16時) (
レス) id: 473868f78a (このIDを非表示/違反報告)
ななななななち - とてもいい作品です。つづき、とても楽しみです。 (2019年6月19日 11時) (レス) id: 47b0628015 (このIDを非表示/違反報告)
寝猫 - いや〜、皆さん、令和ですね！！ (2019年5月13日 17時) (レス) id: e589fc3ca8 (このIDを非表示/違反報告)
寝猫 - なおるさん» た、多分それ…？(( 今年もよろしくお願い致します！！ (2019年1月7日 21時) (レス) id: 9aec61c431 (このIDを非表示/違反報告)
なおる(プロフ) - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/jaicbayfbjdn/ ←これだよね、今年もよろしく！ (2019年1月2日 21時) (レス) id: 5f7b547aec (このIDを非表示/違反報告)
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