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貴方side
浦田さん…あんなこと言って…どうするつもりなんだろう…？
「…A。」
「…ｯあ、え、はっはいっ！」
突然声を掛けられて思わず慌てた返事をする。
「Aはあいつらにいじめられんの、嫌じゃないの…？」
と、少し悲しそうに聞いてくる浦田さん。
「嫌…です…」
「じゃあさ、あいつらの事、見返してやればいいじゃん。」
見返す…かぁ…。
無理だ…私にそんな力、無いし…。
「明日から特訓、するか？」
「能力の使い方とかだったら、僕達、教えれるで！一緒に頑張ろ！Aちゃんなら、絶対できるで！」
…あ、浦田さんも坂田さんも、
[本当の目]、してる。
私の事を後で裏切ろう、とか、
そんなことはしない目。
なんだ、やっぱりここに味方、いるじゃん。
だから、私は、思いっきり答えた。
「…はいっ！お願いします！」
「じゃ、明日の朝迎えに行くから、そっから特訓な！」
ちょっと早くないですか…
でも、もういじめられたくない。
「頑張ります…！」
「ん。あぁ、俺の家こっちだから。
じゃあね。」
「ばいばーい！うらさーん！」
「また…！」
「…あっ！」
なんて声をあげる坂田さん。
私なんかやらかしちゃったのかな…！？
「初めて見たかも、Aちゃんの笑った顔…！…で…あの…えっと…」
確かに、久しぶりに笑ったかも…浦田さんと坂田さんのおかげです…
「あの…Aちゃん、笑ってる顔の方、が…えっと…かわ、いい…よ……うあぁあ！僕の家あっちの方だからっ！Aちゃんっ！ばいばーい！！」
いつもよりも大きい声で、早口でそういった坂田さんの顔は、気のせいか、ほんのり赤く染まっていた。
どうしたんだろ…坂田さん…
…もなんだけど…
私の、このﾄﾞｷﾄﾞｷも。
うるさくって周りの音がまるで聞こえない。
…早く家に帰って落ち着こう…。
「おい、そこのおじょーちゃぁん？」
という明らかナンパ師みたいな台詞が聞こえてきたが、ナンパされてる人にはとても申し訳ないけど、私の能力じゃとても助けられないので…。
「おぉーい、聞いてんのかぁ？あぁん？」
きょろきょろ、と少し辺りを見渡す。
しかし、私とその3人の男達以外には誰も居ない。
…嘘。私なの…？
どうしよう…この人達は普通の人達だけど…私、抵抗できる能力も力も無いし…。
「おい、おじょーちゃん聞いてんのぉ？」
「…ひっ…」
…怖い、怖いよ…
どうしよう…。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキー歌い手
となりの坂田
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A47 - 話を進めてくれ...小細工いらんから... (2019年7月25日 16時) (
レス) id: 473868f78a (このIDを非表示/違反報告)
ななななななち - とてもいい作品です。つづき、とても楽しみです。 (2019年6月19日 11時) (レス) id: 47b0628015 (このIDを非表示/違反報告)
寝猫 - いや〜、皆さん、令和ですね！！ (2019年5月13日 17時) (レス) id: e589fc3ca8 (このIDを非表示/違反報告)
寝猫 - なおるさん» た、多分それ…？(( 今年もよろしくお願い致します！！ (2019年1月7日 21時) (レス) id: 9aec61c431 (このIDを非表示/違反報告)
なおる(プロフ) - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/jaicbayfbjdn/ ←これだよね、今年もよろしく！ (2019年1月2日 21時) (レス) id: 5f7b547aec (このIDを非表示/違反報告)
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