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智side
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「…っ、智くん?」
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黒のレースがついたキャミソールに手をかけた時
Aは、ﾊｯ…と目を見開いた
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…気づいたのか
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「…っや…なんでｯ、私…」
智「しー…」
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拒絶の言葉しか出さない口を塞いで
耳元でゆっくり…囁いた
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智「…翔くんに聞かれちゃうよ?」
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Aがﾋﾟｸﾝと反応して
黒い瞳を不安そうに揺らした…
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智「そ、いい子…」
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指先を
慰めるみたいに…頬から腰に滑らせる
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白い肌には
翔くんに愛されたアトが残って
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ﾁｸﾁｸする心をはぐらかすように
意地悪に舌を這わすと
…目尻から涙が落ちた
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智「…んぁ…Aっ…」
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もう止めらんなくなった体は
叶わない恋と一緒で…やるせなさ過ぎる
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ただただ欲しい
Aが欲しい
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…俺が泣けない分
お前が泣いてんのかよ…。
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しゃくりあげて泣くAは
もう反抗すらしなくなって
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嫉妬と欲望で歪む俺の表情を
キラキラ光る瞳に…映した
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翔「…おい」
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肩で息をして
じっとりと汗で張りつくジーパンを脱ぎ捨てようとしたとき
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その声が…俺の全てを止める
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翔「…なぁ」
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翔くんが歩み寄ってきて
静かに…言った
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翔「…こいつ、俺の。」
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智「…知らねえ」
翔「…は?」
智「好きな女抱きたいって、それの何が悪い?」
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子供のﾜｶﾞﾏﾏみたいにぽつりと続けて
何やってんだって…自分でも笑えるよ
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智「…俺はAが…ｯ」
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焼けそうに痛む喉から声を引き出して言いかけたら
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勢いよく突き飛ばされて
凍りつくように冷たいフローリングに…ベッドから落ちた
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「…っ翔…!」
智「…ｯ、いてぇな…」
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翔「…黙って」
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｡*瑠美｡*(プロフ) - こんにちは！弟くんよかったです。あの、私も翔説を書いてみたのでよければよんでください。 (2013年3月2日 18時) (
レス) id: 40b911f49e (このIDを非表示/違反報告)
ひとみんみんぜみ(プロフ) - 母の名言だって。今ごろはまってんだって。止めてあげてって。 (2013年1月31日 18時) (レス) id: 09c52b0f9f (このIDを非表示/違反報告)
ひとみんみんぜみ(プロフ) - ならの大仏さん» 名言「アンネ・フランキー」 (2013年1月30日 18時) (レス) id: 09c52b0f9f (このIDを非表示/違反報告)
ひとみんみんぜみ(プロフ) - チャオさん» まじ？イオンやるな (2013年1月30日 18時) (レス) id: 09c52b0f9f (このIDを非表示/違反報告)
チャオ(プロフ) - ミカヅキさん» コメントありがとうございます(*^^*)ニノ君…彼は計画的なのでね(笑)後から心、スカッと取られますよ、なんて(笑)弟ニノ君をよろしくです＼(^o^)／ (2013年1月29日 23時) (レス) id: 27d629b556 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チャオ | 作成日時：2013年1月5日 1時
