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翔side
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雅「和くんもっと飲みなよ(笑)」
和「う〜…もう無理っす(笑)」
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みんな真っ赤な顔して
へらっと次々に缶ビールを開ける。
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だから、気づかなかった
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気づかなかったってか…
うまく、仕掛けられたんだ
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ふう…っと、Aに触れたくなって
隣にいたはずのそこに手を伸ばして
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ふわ…と空気を掴む
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翔「…ふぅ…ん?」
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ダメだ、うまく頭が回らない
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Aは元々いないんだっけ、
もう寝ちゃったんだっけ。
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ゆらゆら思考が巡るだけで
大切なことに気づかない。
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翔「…あれ…」
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智くんは…?
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翔「…A〜…」
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ふらふらしながら立ち上がって
周りを見るけど。
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いない、
いない、いない。
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寝室のドアをゆっくり開けたら、
床に落ちてる冷たい金属が俺の足に当たってｶﾁｬ…と音を立てた。
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それは、見覚えのない男物のベルト。
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ひやり…という冷たさをつま先から感じて
それは俺の頭まで伝わり、冷やした。
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智「…んぁ…Aっ…」
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俺はなにも言えなかった
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さっきまで焦らすように揺れてた淡いピンクのスカートが
リボンのついた柔らかい白いニットが。
仕舞いにはレモン色のAの下着まで、
全部…乱雑にベッドの下に脱ぎ捨てられてて
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なにが起きたんだ、と
まぶたの裏で危険信号がｸﾞﾗﾘ…と光った
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翔「…おい」
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腹の底から出た低い声。
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歯をｷﾞﾘ…と鳴らして
足元のベルトを踏みつけた。
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｡*瑠美｡*(プロフ) - こんにちは！弟くんよかったです。あの、私も翔説を書いてみたのでよければよんでください。 (2013年3月2日 18時) (
レス) id: 40b911f49e (このIDを非表示/違反報告)
ひとみんみんぜみ(プロフ) - 母の名言だって。今ごろはまってんだって。止めてあげてって。 (2013年1月31日 18時) (レス) id: 09c52b0f9f (このIDを非表示/違反報告)
ひとみんみんぜみ(プロフ) - ならの大仏さん» 名言「アンネ・フランキー」 (2013年1月30日 18時) (レス) id: 09c52b0f9f (このIDを非表示/違反報告)
ひとみんみんぜみ(プロフ) - チャオさん» まじ？イオンやるな (2013年1月30日 18時) (レス) id: 09c52b0f9f (このIDを非表示/違反報告)
チャオ(プロフ) - ミカヅキさん» コメントありがとうございます(*^^*)ニノ君…彼は計画的なのでね(笑)後から心、スカッと取られますよ、なんて(笑)弟ニノ君をよろしくです＼(^o^)／ (2013年1月29日 23時) (レス) id: 27d629b556 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チャオ | 作成日時：2013年1月5日 1時
