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雅「お疲れさまです」
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青と水色の細かい格子柄のネクタイをした相葉くんが
私に“どうぞ?“ってコーヒーを差し出した。
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「…ありがとう」
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その笑顔を見たら気持ちが軽くなって
イスの背もたれにぷらん…って体を預けた。
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「いろんな意味で疲れたわ…(笑)」
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残業を終わらせようと会社に残ってたら、
気付くと私と相葉くんしかいなかった。
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雅「…どーしたんすか(笑)」
「もぉ…ね、年下って面倒くさい」
雅「……え、すみません…」
「あっ、ちがう(笑)相葉くんじゃなくて。弟がね」
雅「弟さん、いるんですか」
「うん…2コ下だから、相葉くんの1コ下かな?」
雅「…へぇ、」
「…ってあれ?社長は?」
雅「あっ、さっき帰られました。カギも預かってます」
「ん?じゃあ、私たちが最後?」
雅「です」
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まじかぁ…って欠伸をこぼしたら
相葉くんが思い立ったように言った。
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雅「先輩、あと少しで終わりそうですか?」
「うん。あと印刷してホチキス……カギ預かっとくから、帰っていいよ?」
雅「いいです。あの、先輩」
「ん?」
雅「飲みに行きません?」
「あら…(笑)珍しいね、相葉くんからなんて」
雅「へへ…//」
「いいよ、ちょと待っててね」
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相葉くんは嬉しそうに笑って、
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雅「はい!!」
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と、元気よく言った。
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相葉くんは、本当に素直で、いい子で。
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大好きな後輩。
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こんな子が弟だったらな、なんて
少し思ってしまう。
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でも、和のことはバカにできない
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バレンタインには大量のチョコを持って帰ってくるくらい
女の子に人気で
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でも…“俺、チョコ嫌いだから“って食卓に
放り投げてたっけな
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たくさんのチョコの中にはラブレターもあって
頑張って和へのコイゴコロチョコを食べてたら
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和が、隣でひとつだけ箱を空にして
“姉ちゃん、ありがと“って…私のチョコだけ食べてくれたのが
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すごく嬉しかったのを覚えてる。
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｡*瑠美｡*(プロフ) - こんにちは！弟くんよかったです。あの、私も翔説を書いてみたのでよければよんでください。 (2013年3月2日 18時) (
レス) id: 40b911f49e (このIDを非表示/違反報告)
ひとみんみんぜみ(プロフ) - 母の名言だって。今ごろはまってんだって。止めてあげてって。 (2013年1月31日 18時) (レス) id: 09c52b0f9f (このIDを非表示/違反報告)
ひとみんみんぜみ(プロフ) - ならの大仏さん» 名言「アンネ・フランキー」 (2013年1月30日 18時) (レス) id: 09c52b0f9f (このIDを非表示/違反報告)
ひとみんみんぜみ(プロフ) - チャオさん» まじ？イオンやるな (2013年1月30日 18時) (レス) id: 09c52b0f9f (このIDを非表示/違反報告)
チャオ(プロフ) - ミカヅキさん» コメントありがとうございます(*^^*)ニノ君…彼は計画的なのでね(笑)後から心、スカッと取られますよ、なんて(笑)弟ニノ君をよろしくです＼(^o^)／ (2013年1月29日 23時) (レス) id: 27d629b556 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チャオ | 作成日時：2013年1月5日 1時
