■22■ ページ22
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「ありがとう」
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潤くんにもらったコーヒーを飲むと
熱い湯気がぽお…って顔を包んだ
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男性諸君は二日酔いらしく、
みんなぐったりしてる。
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寝ぼけながら顔を洗って、タオルで目を擦った。
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智「A」
「わっ…」
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振り向くと智くんがいて
壁に寄りかかってふわん、と笑う。
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智「んふふ、すっぴん」
「…ブサイクですよーだ」
智「いや、かわいいよ」
「……嘘つけ」
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智くんに膨れて返すと
んふ、ってまた笑われた。
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智「A」
「ん?」
智「散歩行こ」
「え、今?」
智「うん。朝の散歩はいいよ〜」
「…いいかもしれないけどさ(笑)」
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リビングの方で、『Aー?』って翔が私を呼んだ
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「…な……」
智「しー」
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口をその綺麗な手で塞がれて
心臓がぴょんっ、と跳ねる
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智「行こ」
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私を玄関に追いやると
智くんは私のコートを持ってきて
『はい』って渡した。
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「私、パジャマ…」
智「いーって。近場だし」
「うん…」
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にかっと笑う智くんを見るのは
なんだか久しぶりで。
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仕方ないか…って眉を下げて笑った私を
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智くんは嬉しそうに見てた
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智「…さむ」
「そだね…」
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やっぱり朝は冷え込んで
さっき水に触れたばかりの手が冷たい
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智「…俺さ、彼女と別れたの」
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ぽつん、と話し始めた智くんが
鼻を赤くして小さく笑った。
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こんな話いっか。って笑った智くんは
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ぎゅっと私の手を握ってくれて
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それだけでもう
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智くんの温もりが
いっぱい私に伝わってきた
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｡*瑠美｡*(プロフ) - こんにちは！弟くんよかったです。あの、私も翔説を書いてみたのでよければよんでください。 (2013年3月2日 18時) (
レス) id: 40b911f49e (このIDを非表示/違反報告)
ひとみんみんぜみ(プロフ) - 母の名言だって。今ごろはまってんだって。止めてあげてって。 (2013年1月31日 18時) (レス) id: 09c52b0f9f (このIDを非表示/違反報告)
ひとみんみんぜみ(プロフ) - ならの大仏さん» 名言「アンネ・フランキー」 (2013年1月30日 18時) (レス) id: 09c52b0f9f (このIDを非表示/違反報告)
ひとみんみんぜみ(プロフ) - チャオさん» まじ？イオンやるな (2013年1月30日 18時) (レス) id: 09c52b0f9f (このIDを非表示/違反報告)
チャオ(プロフ) - ミカヅキさん» コメントありがとうございます(*^^*)ニノ君…彼は計画的なのでね(笑)後から心、スカッと取られますよ、なんて(笑)弟ニノ君をよろしくです＼(^o^)／ (2013年1月29日 23時) (レス) id: 27d629b556 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チャオ | 作成日時：2013年1月5日 1時
