百六十天才 ページ1
sideなし
「懐かし〜…」
「ねぇ〜」
20××年の3月9日。
夕暮れ間近の魁皇高校に足を運ぶ人間がいた。
それは…数年前に卒業した、宇佐美と河合だった。
そんな2人に、ある人間が声をかけた。
石倉「おっ、久しぶり〜
おめーら変わってねぇなぁ…」
宇佐美「あんたもね」
声をかけたのは同級生の石倉。彼の後ろには甲斐もいる。
宇佐美「あっ。ねぇ、介護士の資格取ったんだって？」
甲斐「ああ。」
河合「あんたダンスは？」
甲斐「ダンスは仕事しながらでも出来る。」
宇佐美「え〜大人になったじゃ〜ん！」
そんな他愛もない話に区切りをつけ、4人は魁皇高校を見た。
甲斐「昨日のようなことだけど……あれからもう結構経つんだよな。」
宇佐美「うん…行こっか！」
石倉「行こう！」
そう言い合って、4人は校門をくぐった。
�� �� ��
石倉「よっ！」
逢沢「皆来てくれたんだ！」
兵頭「懐かしい面々だなー」
3年A組の教室に入れば、既に出席していた生徒が十数名いた。
生徒たちが準備したのか、並べられた机の上には食べ物や飲み物が置かれていた。
石倉「兵頭〜お前握ってんの寿司？」
兵頭「当たり前だろ。ほら、今日も持ってきてやったよ」
そう言って指差された寿司はとても美味しそうだった。
辻本「香帆さん！」
宇佐美「あっ、久しぶり〜！」
辻本「私、CDデビューしたんです！」
河合「えー本当!?」
立野「僕の父さんのプロデュースでね」
浅見「私がタイトルの文字書いたの！」
宇佐美「インパクトあるね〜！」
そう言って差し出されたCDには、元書道部だった浅見らしく、力強く絆と書かれていた。
結城「ねぇねぇねぇ見て見て！
私もね、YouTuberやってて〜…結構登録人数すごくない？」
そう言って結城は笑顔で自分のチャンネルを見せた。
そんな中、ある男女が腕を組みながら教室に入ってきた
その人物に、クラス全員が目を疑った。
「「「えぇぇぇぇぇ!?!?」」」
＿＿それは中尾水越、里見翠川のカップルではなく、須永と魚住だった。
兵頭「お前ら付き合ってんの!?」
須永「11回…告られて」
魚住「12回ね」
そこから繰り広げられたのは、ドラマ1話分では言い切れないほどの壮大な過程だった。
石倉「なんか…壮絶だな…」
甲斐「須永、お前翠川は？」
須永「確かにそれが理由で断ってたとこあったけど…
こいつが【スイみたいに強くないけど！スイよりもずっとずっと須永君を愛します！！】って言われて…」
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白猫 - これからは里見ちゃんですね！…お疲れ様でした！この作品大好きです！！お幸せに(笑)！！ (2019年3月22日 23時) (
レス) id: 31ca7faa7d (このIDを非表示/違反報告)
ぺんちきん(プロフ) - めちゃめちゃ面白かったです！！私も、スイちゃんのような人になりたいです…！！そして、柊先生のように…！！更新お疲れ様でした！里見とお幸せにー！！！！頑張ってください！！笑 (2019年3月19日 22時) (レス) id: 5d2a6311dc (このIDを非表示/違反報告)
ぺんちゃん(プロフ) - スイちゃんが里見になったらスイちゃんって呼べなくない…？スイちゃんは永遠なり。完結おめでとうございます。DMで汚い話ばっかりしててごめんなさい。里見くんと末永くお幸せに！結婚式行きたい…(白目) (2019年3月19日 17時) (レス) id: b91641893d (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - この作品すごく好きです！なので最終回が終わってもhuluでの卒業式を書くか、無理ならオリジナルでもいいので続きを書いて欲しいと思います！無茶な要望かもしれませんが考えてみてください…！ (2019年3月15日 12時) (レス) id: a408a97bb7 (このIDを非表示/違反報告)
すいとー - めっちゃ良い作品！だって夢主ちゃんがいるから原作とちょっと違うとことか、うん。まじで(語彙力消滅)と、とにかく更新頑張って下さい！そして原作も最終回来ますね。更新楽しみにまってます！ (2019年3月7日 18時) (レス) id: 13d6886a8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無音
| 作成日時：2019年3月4日 16時
