百三バカ ページ25
柊「はーいそのままそのまま〜」
『…先生、私はもう身バレしてるし、前向いてもいいんじゃない？』
柊「駄目だ。後ろを向け」
先生がカメラで私達を撮る。
…勿論、私も皆と一緒に後ろを向いていた。
『これ、もしかしてかれー…？本物？？』
夕飯はペットボトルのお茶と、かれーというものだった。
諏訪「…まさかA、カレー食べたことないの？」
『う、うん…家ではマナー勉強のためにって、
フランス料理とかしか食べさせてくれなかったから…』
兵頭「へー【小さな大女優】も苦労してんだなぁ…
よし翠川！俺の福神漬やるよ！持ってけドロボー！」
石倉「おめー嫌いなものあげてんじゃねぇよ！」
須永「ほーらA、一口やるよ。口開けて？」
甲斐「須永テメェもだよ！やめろ！！」
友達がわいわい騒いでるの見るのって、こんなにも楽しいんだ。
今までずっと一人だった私は、知らなかったんだ。
V V V
「イエー！皆盛り上がってくぞー！」
お風呂上がりに皆で美術室に集まって盛り上がる。
誰がかけたのか、朝礼体操の音楽が鳴り響き、皆も踊る。
花岡「ねぇねぇスイ！お願いがあるの！！」
『えっ？何々どうしたの？』
辻本「演技してよ！蓮川翠の演技、生で見たい！」
兵頭「おっそれいいな！みどりんの〜！ちょっといいとこ見てみたい〜！」
『…もう、しょーがないなぁ！誰か何か貸して！』
そう言えば、誰かが制汗剤を貸してくれた。
『＿＿＿＿＿』
その制汗剤のCMと考えた。
爽やかな匂いだったから、恋する女の子になった。
恋する女の子だから、好きの気持ちを隠した。
好きの気持ちを隠したから、頬の赤みを暑さのせいにした。
『えっと、これでいい…？』
小宮山「やば…生の蓮川翠凄すぎ…」
不破「本物はやっぱ違げーわ…」
宇佐美「…さくら？アンタもしかして泣いてる？」
茅野「翠様の生演技が見れた…」
私の演技で、誰かが喜ぶのを始めて見たかもしれない。
今まで自分を守るための演技が、こんなにも他人の心を震わせることを知った。
.
.
眠る皆の寝顔を見つめる。
『ありがとね、皆』
そう言って、目を閉じた。
柊「【ヒーロー編】、開まぁぁぁぁぁぁぁぁく！！」
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ソラ(プロフ) - 里見くんの落ちがいいです…！ (2019年2月18日 20時) (
レス) id: 06b27bfe9b (このIDを非表示/違反報告)
TWICE Nayeon Love - 落ちは何パターンか作ったらどうですか？この人がオチなら○話、この人がオチなら○話みたいな感じで！自分はできればそうして欲しいです！(諏訪ちゃんとくっつけて欲しい……) (2019年2月17日 23時) (レス) id: 32b32150a5 (このIDを非表示/違反報告)
momoko31basukem(プロフ) - コメント失礼します！かいくんに決まりそうですが、どうしても里見くんのオチが見たいです泣なので、もし作者様のお時間に余裕があれば、かいくんのオチが終わったあとに里見くんのオチも書いていただけたらな…と思っています！厚かましくてすみません！ (2019年2月16日 19時) (レス) id: 35ffdb5014 (このIDを非表示/違反報告)
ここね(プロフ) - 私の推しは里見くんですが誰でも…！ (2019年2月16日 10時) (レス) id: 43fbbe1d59 (このIDを非表示/違反報告)
Tomorrow(プロフ) - 落ちアンケートの件ですが、作者様のお気持ちにお任せします｡作者様の意見にも共感する所が多々あります。なので,作者様らしく作品を作っていけばいいと私は思います。日本語おかしいけどすみません笑 (2019年2月15日 22時) (レス) id: aeb26b76f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無音
| 作成日時：2019年2月4日 0時
