【刀剣乱舞】楽屋雀、いざ参らん

二十三話*開店前 ページ26

『ふぅ…よしっ!品物の整理と補給終わり!』



まだお店開くまで二時間あるし…
どうしよう…







( ［因幡］、という審神者を御存知ですか。
御存知であれば、今奴が何処にいるか、教えて下さい。 )





…ふと、思い出した。



此岸さんが、お金を請求する代わりに
塔子さんに放った言葉。




その理由は新参者の私には分からない。





けど…



『あんな恨めしい顔だったってことは、
相当嫌いな人なんだろうなぁ…』



何だか、此岸さんの違う一面を見た感じで、
怖いなって思う反面…






ほんのちょっとだけ、嬉しく思えた。







雪音「Aちゃん、おはやっぷー!」

『あ、おはよう雪音ちゃん!
お店のお掃除と商品の整理はしといたよ!』

雪音「おぉーすごい!お疲れ様っ!
じゃあ今日もレジ打ち教えるね〜!」

『宜しくお願いします…!』




深々と雪音ちゃんに頭を下げる。
いやもうホント、頭が上がりません…





雪音「…Aちゃんさ、」

『はい…』

雪音「機械触った事ないでしょ!?」

『そうだよぉぉぉ!パソコンすら怖くて触れないし、
機械にはコミュ障になっちゃいますよぉぉぉぉぉ!!』





…こんなやりとりをしてるが、
レジ打ちは何とかマスターしたんだよ…?ホントですよ…?

二十四話*出陣→←二十二話*手ぬぐいなしじゃ、見れません。

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