心。27 ページ31
「柊！ 本当なのか?!」
「嘘でしょ･･･？」
キャプテンの一言から、みんなが動揺に包まれていく。
満足そうにその様子を見ていたベータが、
私の髪を掴んで言った。
ベータ「みなさ〜ん この人、他人の心を読める、
れっきとした超能力者なんですよ〜？」
さっきまで、黙ってベータの事を
睨んでいたフェイ君が、
ベータの手を叩いて、私をベータから引き離した。
フェイ「みんな！ 柊さんが一番辛いんだ！！
コイツの言う事なんて耳を貸しちゃ駄目！！」
聞いた事もない。本気で怒っているようだ。
神童「たしかにそうだが･･･････」
霧野「どうして言ってくれなかったんだ、柊？」
悲しそうな顔をする先輩達
ベータ「未来ではこの子が
今日念力を使い出す事になっていることは分かっていますの」
馬鹿にするような話し方でなく、真剣な口調だ。
ベータ「いつ、どこでその超人的力を目覚めさせるのかも分かりません
未来から送られてきたフェイがこの子に関わって、
あったはずの過去が変わってしまっていますので」
フェイ君を軽蔑するような目で見て、
まだ話しを続ける彼女。
ベータ「この状態のままでは極めて危険です
さっきのサッカーを見て分かったでしょう?
明らかに強すぎる、と･･･」
みんなが私の方を、恐ろしいものを見るような目で見つめる。
それは捨てられた子猫を見る目でもあった。
ベータ「フェイ、その子を渡しなさい」
頑固として私から離れない彼。
ベータがフェイ君に近づいてくる。
フェイ君が････危ない!!
ベータ「････くっ!!!」
彼女はとばされ、校舎に当たり、苦痛の声を漏らした。
今の････私がやったの･･･････?
私は自分の体を見て、涙をこぼす。
ついに私は････人間じゃなくなった･･････
校舎の壁にはもう彼女の姿はなく、
メンバーのみんなが、私を静かに見ていた。
天馬「････でも････････」
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革ベルト
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あずきいろ
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びくうさ(プロフ) - あみさん» ありがとうございます！ おかげさまで、無事完結いたしました！！ (2013年7月5日 18時) (
レス) id: 8fc94feb46 (このIDを非表示/違反報告)
SAKI@中学生(プロフ) - びくうささん» いえいえ当然のことです。気にしない出で＾＾ (2013年4月11日 20時) (レス) id: deb2cb562c (このIDを非表示/違反報告)
びくうさ(プロフ) - わーっ!!! またやってしまった！ ありがとうございますSAKI＠さんっ！！ 直します！！ ご指摘ありがとうございました！！ (2013年4月11日 19時) (レス) id: 42c291a860 (このIDを非表示/違反報告)
びくうさ(プロフ) - 今、東京に来ています〜^^一年ぶりかな?うへへ、やっぱり疲れ･･楽しいですっ (2013年3月30日 0時) (レス) id: a0ccd0bf3d (このIDを非表示/違反報告)
SAKI@(プロフ) - 今日からボード始めたいとおもいますよかったら来てねください (2013年3月23日 14時) (レス) id: deb2cb562c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びくうさ | 作成日時：2013年2月5日 18時
