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壱『なぜ言い切れる』
北『壱馬も、服の下のチョッキはないって言うのは目視で分かってたでしょ？』
壱『俺が言ってるのは…』
北『服自体の話でしょ？生地に防弾素材が使われてるんじゃないかってやつ。残念だけど、それもない』
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・
樹『北人さん、そんな情報どこで手に入れたんですか』
北『樹、俺も無能じゃないって。番人の監視下でも、普通に情報収集くらいできる』
樹『じゃあ、3ヶ月前のあの日、実は番人は致命傷を受けてるってことですね』
北『その傷のせいで身体障害や意識障害が出たか、もうほぼ瀕死状態か…。どっちにしろ、人の前に出れない状態ってことになるね。』
壱『ひとつ分かるのは、新しいのが就いてないから、奴は死んでないってことか』
会話の中に入ることが出来なかった私
聞いて、頭の中で理解するのが精一杯だった
北『裏で流れてる新番人が就くって噂と俺らの推論が正しいなら、番人候補に動きがあるはずだよね』
壱『樹、頼めるか？』
樹『いけます』
北『俺も手伝う』
樹さんと北人さんは2人で目を合わせると、そのままリビングを出ていった
この空間には、私と壱馬のふたりが残る
・
・
番人はどんな理由にしろ、今姿を現していない
そしてもしかしたら新しい番人が就くかもしれない
その状況変化が私たちの今の生活にどのような影響をもたらすのだろうか
新番人が旧番人の恨みを晴らすために私達に徹底的に報復する？
それともなかったことにしてもらえる？
そもそも、新番人なんか就かない？
話をきちんと理解した途端、頭の思考がぐるぐると回って、
不安のような希望のような、色んなものが入り混じった感情が溢れてきそうになった
・
壱『A』
その時、彼の私を呼ぶ声が耳に聞こえた
私はそんなに不安な顔をしていたのだろうか
彼の声音は心配そうに響いた
呼ばれた声につられて、彼の顔に目を向けると、声音と同様、表情もこちらを心配するような顔つきだった
「大丈夫だよ、ちょっと混乱しただけ」
私は彼の手を取って、その手のひらを自分の頬に当てた
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スペース(プロフ) - 更新楽しみにしています！頑張ってください！ (5月10日 0時) (
レス) id: 6129dda7dc (このIDを非表示/違反報告)
スペース(プロフ) - いつも拝見しています！ (5月10日 0時) (レス) id: 6129dda7dc (このIDを非表示/違反報告)
M谷(プロフ) - Kazumiさん» 初めまして☺️嬉しいコメントありがとうございます😭✨幸せな限りです…！！！！Xの方もありがとうございます🙇🏻😭 (3月8日 16時) (レス) id: bca9528b90 (このIDを非表示/違反報告)
Kazumi(プロフ) - 初めまして。だいぶ前にこのお話に出会いこのお話が大好きでちょっと前に思い出しまた初めから読み直しました！お話がずっと続いていっててすごく嬉しいです。また更新されるのを楽しみにしています。Xもフォローさせて頂きました。よろしくお願いします。（ナゲット） (3月5日 20時) (レス) @page38 id: bbb389360d (このIDを非表示/違反報告)
M谷(プロフ) - ぱるさん» うわぁ😭いつもありがとうございます！！少しでも間隔あかないように合間時間で頑張りますね💪やっぱり助けに来てくれる🐺さんはかっこいいですよね✨めちゃめちゃ参考にさせていただきます👍 (2月25日 20時) (レス) id: bca9528b90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M谷
| 作成日時：2023年1月29日 8時
