番外編＿2-�� ページ38
次は1500メートル予選
Aはこの種目で落とした事ねぇから大丈夫だろ
「いよいよ来た、」
「あ！あれ轟くんがプレゼントした時計だ！」
「私らのタオルも使ってくれてるじゃん」
「俺らの差し入れもベンチに置いてくれてる！」
ﾊﾟﾝｯ
また、スタートのピストル音が鳴り響いた。
トラック3周と4分の3を走るのが1500メートル
『ｯ！！』
ﾄﾞｻｯ
Aが3周目先頭集団にいた時、
あからさまに足を踏まれて尻をついてこけた
「は！？今のはどう見ても反則だろ？あのグレーのゼッケン！」
「それ！足ガンガン踏んだじゃん」
「でも多分審判からは見えてないよ、上から見てる僕ら位しか気づいてない。」
「汚ぇ手使うもんなんだな」
「Aちゃん足ぐねったよね」
「うん。痛そう」
Aは尻をついてからすぐ走り出したが
足の痛みからかフォームが崩れてやがる。
ﾊﾟﾝｯ
結果は...2位だ
「でも一応予選通過だよな？」
「確か上位2名だった気がするよ」
昼を挟んで決勝つーことか、、
side＿A
お昼を食べて、少し時間が経った。
あぁ、痛い。考えすぎか？頭も痛くなってきた
私の足を踏んだのは多分去年の大会の決勝で私に次ぐ2位だった夢丘中の人、、
ハンデがあったからとはいえ、初めて負けた。
さっきから胸がざわざわする。
そうか、私、今こわいのか。負けるのが
「オイ」
顔を上げるとお兄ちゃんがいた
「足見せろ」
そう言って冷やしながら優しくマッサージをしてくれた。
『お兄ちゃん、、私初めて負けた、、怖いわ次負けるのが。』
「Aがそんなこと言うの初めてだな。とるんだろ？汚ぇ手に打ち勝って完膚無きまでの1位」
『勿論。1度味わってしまった怖さ、、立ち向かわずにはいられない。足に爆弾抱えてても問題ない』
「行ってこい」
『うん』
朝背中ぶっ叩かれた時もそうだったけど
お兄ちゃんは"頑張れ"とかあからさまな応援はしてこない。
けど、一言一言が私の背中を押してくれている。
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麗華(プロフ) - また見に来ましたっ！！やっぱり何回見ても泣いちゃいますよね(´nωn`)でも番外編とかも面白くて好きでスっ！！ (2019年9月25日 21時) (
レス) id: c53926b71d (このIDを非表示/違反報告)
尾北総華(プロフ) - とても良かったです！泣きそうになりました。 (2019年3月27日 23時) (レス) id: cc4ab44e49 (このIDを非表示/違反報告)
白 川 れ い(プロフ) - 名無し29124号さん» ありがとうございます！自分兄妹ものが好きなのでこれからも多分作ると思います！ (2019年3月21日 14時) (レス) id: ebc288cadb (このIDを非表示/違反報告)
白 川 れ い(プロフ) - 悠吏さん» あ((バレましたかw (2019年3月21日 14時) (レス) id: ebc288cadb (このIDを非表示/違反報告)
悠吏(プロフ) - ドリフェス…星４………バンドリ……？( '-' ) (2019年3月21日 9時) (レス) id: 5a6cabe37e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 川 れ い | 作成日時：2019年3月19日 0時
