博物館その1 ページ9
こ｢おし､お前ら着いたぞー｣
瑠｢わーい!｣
貴｢早速中入ろー!｣
海｢うわ､広っ!｣
翠｢ねぇ､誰が入場料払うの?｣
貴｢え､そりゃあ…｣
瑠｢勿論…｣
海｢ね｣
｢｢｢こーちゃん先生の自腹で｣｣｣
こ｢…まぁ､そうっすよね………｣
貴｢まずはどっから見るー?｣
瑠｢ん〜…あ､この『人類の歴史』ってやつ見に行こーよ｣
翠｢あー､よくある猿から人へ進化するやつね｣
海｢よし､そこ行こ｡……こーちゃん先生?｣
こ｢財布が軽い……トホホ…｣
海｢うわ､この猿人こーちゃん先生そっくりじゃん｣
こ｢どこがだよ!せめてもうちょっと新しいのにしろよ!｣
瑠｢サヘラントロプス･チャンデンシスだっけ?｣
貴｢え?チャデンシスじゃなかった?｣
翠｢ホモ･サピエンスしか知らない｣
海｢この四足歩行のがこーちゃん先生でー､
この超猫背なのが翠良でー､
このちょっと進化したみたいなのが瑠璃でー､
この縄文人みたいなのがAでー､
このスーツ着た現代人がオレね｣
翠｢うっざ!海兎はこれだよ､こ･れ･!｣
海｢え､何々?………っお前〜〜ッ!!｣
瑠｢何見て怒ってんの?｣
翠｢これ｣
『年代別 進化と共に変化するのう○この化石』
瑠｢え?……ぶっ…wwあっはははっww｣
貴｢何見てそんな笑って………ｯｯwwwwこれはｯww｣
こ｢ん?どれどれ……〜〜ｯwwやばwwこれが海兎?www｣
海｢殺す｣
瑠｢あんなん置いてある博物館なんてそうそう無いよね〜｡恐竜のならよく見るけど｣
翠｢律儀に並べてあるったのもツボ｣
海｢殺す殺す殺す殺す((ry｣
貴｢怖いよ!まだ根に持ってんの?!｣
こ｢まぁまぁ､次は恐竜のエリアいくか｣
翠｢うわー､でっか!｣
海｢首ながっ!｣
瑠｢ぼくらなんか一瞬でプチっと踏み潰されそう｣
貴｢やめてよプチっとか｣
こ｢でもこんだけデカいと踏んだことすら多分気づかないんだろうなー｣
海｢ん?何か踏んだ?とも思わなさそう｣
瑠｢あーね｣
貴｢あ､トリケラトプスだ｣
翠｢ほんとだー!｣
こ｢あの頭のヤツさ､前進みにくそうじゃね?｣
貴｢風の抵抗ダイレクトに受けそう｣
瑠｢いやだなー｣
海｢ん､ティラノだ｣
翠｢うお､かっけ｣
こ｢口でかいな〜!流石肉食恐竜｣
瑠｢さっきの首長いやつのと比べて頭が超大きい｣
貴｢ほんとだ｡さっきの恐竜小顔だ｣
海｢小顔てw｣
翠｢モデル系恐竜?｣
こ｢真顔で言うなそれをww｣
瑠｢モデル……ｯww｣
貴｢っはぁw､次行こ次!｣
続く
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作者名：あんこ入りのよもぎもち｡ | 作成日時：2021年6月24日 2時
