どんなに頑張っても睡魔には負ける【ツイステ】【両性主】

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1つ目は両性であること｡
2つ目は周りとは桁違いの魔力があること｡
3つ目は妖精が眷属であること｡だからトカゲ野郎は実はAを様呼ばわりする｡
4つ目は滅多に見ない黒髪の黒瞳であること｡
そして5つ目が……
触れたもの全てを凍らせてしまう不思議な能力があること｡
これを知った時､自分と似ている､と感じた｡触ったものを氷にするお前と､砂にする俺｡こんな力を持ったお陰で､俺達は常に手袋をしている｡
俺はふとAを見た｡……相変わらず白ぇ肌してんなァ｡そぉっと､微かに桃色がかった頬に触れてみる｡
冷てぇ｡まるで氷みたいに｡そして､孤立の魔法士＿別名､"氷の支配者"であることを痛感する｡
なァ､こんな話､知ってるか?凍ったモノを溶かすのは…真実の愛なんだとよ｡
誰なんだろうな｡自分でも気付かない程に凍ってしまった､お前を溶かすのは｡

Asaid
貴｢………ん｣
ちょっと寝すぎちゃったかも｡
そう思って体を起こすと､見慣れない場所に居た｡
貴｢どこだ､ここ…｣
呟くと同時に､誰かが部屋に入ってきた｡
貴｢…誰?｣
ラ｢あ､お目覚めっスか､Aくん｣
あぁ､確かキングスカラー先輩のママの…
貴｢ブッチ､くん｣
ラ｢なんかすごく失礼な事考えられてた気がするんスけど…｣
貴｢ねぇ､なんで俺､ここにいるの?ブッチくんが居るって事はサバナクロー?｣
ラ｢ご名答｡今レオナさん呼んでくるんで､待ってて下さいよ｣
貴｢…ありがと｣

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