どんなに頑張っても睡魔には負ける【ツイステ】【両性主】

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まぁ､リリアさんに止められて今日1日魔法使えないから良いんだけどね｡
貴｢フロイド､重い｣
肩に顎をのせてるフロイド｡因みにがっちりホールドされてます｡
フ｢いーじゃん､別に｣
良くねぇわ｡
フ｢はぁ〜…｣
貴｢ひぁｯ!?｣
フロイドのため息が耳に直接かかる｡
…変な声出たじゃん｡
フ｢あれ､ピラニアちゃん耳弱ぇの?｣
貴｢違う!｣
ふ〜ん?と言うフロイド｡ニヤニヤすんな｡
フ｢じゃあ〜､これは?｣
そう言ってふっ､と耳に息を吹き掛ける｡
貴｢ひゃぅｯ｣
フ｢やっぱ弱いんじゃん｣
貴｢耳元で喋んなｯ!やめろってｯ｣
フ｢ふー｣
貴｢んぅｯ｣
フ｢あは､面白れー!｣
何が｡
貴｢何が面白れぇんだよ｣
フ｢…怒ってる?｣
貴｢当たり前だろ｡俺やめろっつったよな｣
フ｢…ごめん｣
ごめんで済むわけねぇだろ｡やめろって言ったのにやったって事は､俺に害を加えたって事だ｡
貴｢俺にもう近づくな｣
フ｢え…｣
何か言いたそうにしてたけど､そんなの関係ない｡結局その授業は別々に受けて終わった｡


昼休み

ロ｢あ､そうだ､今日なんでもない日のパーティーがあるんだ｡良ければこないかい?｣
貴｢タルトあるんでしょ?行く｣
久しぶりの昼御飯｡ローズハートに無理矢理連れてこられて食堂にいる｡
ロ｢それにしても…｣
俺の皿を見て顔をしかめた｡
ロ｢チーズばかりだね｣
チーズハンバーグ､チーズリゾット､チーズボール｡
これくらい食べるよ､食べ盛りなんだし｡
貴｢好きだから｣
ロ｢…｣
せめてサラダを取ってこいと言われ列に並んだ｡
フ｢あ､ピラニアちゃん…｣
…なんでよりによって前がフロイドなんだ｡
フ｢ねぇ､ピラニアちゃんってば｣
無視しても尚喋りかけてくる｡
うるさいな｡
貴｢しつこい｣
フ｢ｯ…｣
そんな簡単に許すわけないだろ｡逆にどうして許されると思った?こっちは本気で怒ってんだ｡

ロ｢…フロイドと喧嘩したの?｣
は､喧嘩?
貴｢喧嘩じゃない｣
ロ｢じゃあ…｣
貴｢…俺に害を与える奴は皆嫌いだ｣
答えになってない気もするけど事実だし｡
ロ｢何をしたんだ､フロイドは｣

リドルside
ロ｢…成る程｣
フロイドとの喧嘩の経緯をAに聞いた｡
貴｢やめろって言ったのに止めねぇのが悪い｣
Aは自分に害を与える者に容赦しない｡
今回は物理攻撃がないだけましな方だ｡
ロ｢でも､謝ってるんだろう?許しておやりよ｣
貴｢誰が許すか｣
喧嘩じゃない､と本人は言っている｡が､そうやって意地を張っている時点で喧嘩だと思うけれど｡

＊今更設定｡→←睡魔と喧嘩

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