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ロ｢っA!危な…｣
貴｢フローズン･エンパイアｯ!｣
俺の詠唱と共に､少し当たって火傷してしまった腕から青白い炎が凍っていく｡
貴｢…あぁ…火傷したじゃん…式典服の袖捲らなければ良かった…｣
まぁ､痛くも痒くもないけど｡
ローズハートのオフウィズユアヘッドを聞きながらそうぼやいた俺の元に､学園長が駆け寄ってきた｡
ク｢大丈夫ですか､Aくん!｣
貴｢…ん｡それより､何?これ｡｣
ひょい、と目の前首輪付きのモフモフを持ち上げる｡
貴｢……………あ､猫か｣
1?｢ふなっ!?オレ様は猫じゃないんだゾ!降ろせ!｣
貴｢あ"?誰のせいで火傷したと思ってんだ｣
1?｢ヒイｯ!｣
ク｢ゴホン､それは新入生の使い魔で…｣
2?｢だから見知らぬ獣ですってば!｣
ずずい､と俺の前に現れたピンクと紫の女子｡…女子?!
貴｢学園長､女子?｣
ク｢え?!じ､女子ですか､貴女!｣
悪｢そうです!彩っていいます!｣
服のセンスヤバいな｡
紫と白の縞々に蛍光ピンクのカーディガンはちょっと
………やばい(語彙力)
ク｢と､とりあえず鏡の前へ…｣
で､闇の鏡が言うには魔力が一切無いと｡出身地も全く知らない所で図書館に行ったら分かるかも〜!とか言っていつの間にか俺も気づけば図書室に連行されていた､と｡
……え?なんで?色々なんで?
ク｢ふむ､やっぱりありませんねぇ…貴方､嘘を｢ついてないです!｣よねぇ!｣
貴｢どちらにせよ､魔力無いから帰らせるんでしょ?出身地とか最早どうでも良くない?｣
ク｢ま､それもそうですね!さぁ､鏡の間へ行きましょう!｣
鏡｢……無である｣
……………そう来たか
となると………
ク｢…Aさん!｣
貴｢……何｣
ク｢彩さんは､少しの間オンボロ寮にいることになりました!｣
貴｢何となく予想はついてたけどッ…｣
めんどいッ｡飯が栄養ゼリーっていうわけに行かなくなったじゃん…
貴｢はぁ､付いて来て｣
悪｢はい!｣
ｸﾛ｢いやぁ､話が早くて助かりますよ!では､彩さんを送り届けたらすぐに寮長会議室に来てくださいね!｣
貴｢り｡｣
貴｢…ここがオンボロ寮｡一通り片付けはしてあるから適当な部屋使って｡…あと俺の部屋には入んな｣
悪｢分かりました!会議､頑張ってくださいね!｣
貴｢戻ってくる前に夕飯済ましといて｣
そう言い残して俺は指を鳴らした｡
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あんこ入りのよもぎもち｡(プロフ) - ラッコちゃん信者さん» コメント有り難う御座います!主人公をﾞこれだけは譲れないﾞという信念を持った芯の強い人間にしたくて､そこを大切にしていたので､そう言って頂けてとても嬉しいです｡これからも主人公君を宜しくお願い致します! (2021年8月8日 23時) (
レス) id: 002ae44b05 (このIDを非表示/違反報告)
ラッコちゃん信者 - 夢主君の「普通を押し付けられることが嫌い」て言うのが本当に好きだなってなりました。お話もキャラクターとの関係性も本当に大好きです！！ (2021年8月8日 22時) (レス) id: 4e0d7a65ba (このIDを非表示/違反報告)
あんこ入りのよもぎもち｡(プロフ) - 凌空さん» コメント有り難うございます!か､神作?!いえいえ､駄作ですよ!でも､そう言って頂けて嬉しいです､有り難う御座います｡ゆるゆるっと更新していくので､どうぞ宜しくお願いしますm(__)m (2021年7月31日 14時) (レス) id: 002ae44b05 (このIDを非表示/違反報告)
凌空 - え、あ、好きです。大好きです。アイラブユーです。何この神作 (2021年7月31日 3時) (レス) id: 0baa0f9de6 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ入りのよもぎもち｡(プロフ) - つくもさん» 有り難うございまぁぁぁぁぁぁぁす!!! (2021年7月31日 1時) (レス) id: 002ae44b05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ入りのよもぎもち｡ | 作成日時：2021年5月14日 19時
