すとぷり短編集

るぅと君 ページ37

眠れない…

何でぇ…？

眠くないのは何故…

まだ、皆起きるまで…四時間以上あるよ…

んー、でも早く寝たし…そろそろ一人くらいは起きても

シーン

「はぁ…」

日の出でも見に…まだ早いな…

いいや、空気吸ってこよう


るぅと「Aちゃん…？」

「えっ」

るぅと「どこに行くんですか？」

「日の出を見たくて…あと…外の空気を吸ってこようと思って」

うん。

嘘は言ってない

だからそんなにジーっっと見ないでよ…

るぅと「ま、いいです。一緒に行きましょ」

「え…うん。」




ねぇこの状況昨日もあったよね

気まずいから

沈黙やめて

どうすればいいの…

何か話す…でもっ…

るぅと「さっきから何百面相してるんですか？」

「うぇ!？」

るぅと「ふふっ、緊張してます？」

「えっと…その…ぁ」

るぅと「慣れさせてあげましょうか…？」

るぅと君の顔が少し近づく

「えっ？え…？」

るぅと「冗談ですよw」

「はぁ」

るぅと「でも、もっと仲良くなりたいです。」

「それは…私も…あっ…」

私もって言った？

何てこと…

るぅと「仲良くしましょ？」

「はい…？」

るぅと「ふふっ」

いたずらっぽく微笑んだ

気付いた。コイツ…確信犯だ…

ドキドキしてるってバレていた何て恥ずかしくて…

るぅと君から顔を背けた

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