中間テスト：カゲヤマside ページ7
今日も０時ピッタリに来た
またAの隣に腰掛ける
まだ出会って３日目なのに、Aと居るとなぜか安心する
部活のメンバーと居るより、Aと居るほうが断然いい
貴「そだ！この間のパーカー！ありがと！」
影山「それ、やる」
貴「え・・・いいの？」
影山「おう」
そういったら、Aはすごく嬉しそうにしていた
俺が前に貸したパーカーは、Aが着ていたワンピ―スに似合っていたから、Aが持っていたほうがいいという判断だ
正直、俺には合っていなかったと思う
貴「トビオ・・・！ねぇ、部活、どうだった？」
部活・・・か
あまり答えたくねぇな・・・
Aの周りを見ると、バレー関連の本がたくさん散らばっていた
昨日、あれからたくさん勉強したんだろう
影山「あ〜・・・」
そうだ、折角だから問題出すか
影山「問題。セッターは主に何をするポジションだ？」
貴「え！？」
すると、Aはうんうん唸って考え始めた
貴「・・・あ！分かった！トス上げるポジション！」
ま、こんくらいは常識だが、勉強は本当に頑張ったみたいだ
貴「でもさ、セッターってすごいよね、春高バレーのビデオ見たんだけど、端っこから端っこまでビューンって！」
影山「！」
A、よく分かってるな・・・
貴「でさ、でさ、打てるのかなって思ってたら、トスの先にちゃんと打つ人がいてさ、感動しちゃった！ＷＳとかも格好いいけど、セッターのほうが断然格好いいよね！」
ポン、ポン
俺は無意識のうちに、Aの頭をなでていた
Aは嫌がりもせずに気持ちよさそうにしてたからしばらくそのまま撫でていることにしよう
貴「そういえば、もうすぐ中間テストだね」
・・・！
忘れてた・・・ヤベェ・・・
貴「あれ、もしかして忘れてた？」
影山「あ、あぁ・・・それに、俺、バカなのに勉強してねぇ・・・」
自分で言って悲しくなってきたぞ、おい
貴「トビオ、自分で言うのもなんだけど・・・私、そこそこ勉強できるよ？」
なんかAが女神に見えてきた・・・
影山「頼む！勉強教えてくれ！」
俺が必死に頼むと、クスッ、と笑った
貴「わかった、明日から勉強始めよ！苦手な教科は？」
影山「・・・ぶ」
めっちゃハズいから小声になっちまった
貴「え？」
そしたら案の定聞き返された
影山「・・・全部」
貴「う、う〜ん・・・じゃ、数学からやろっか！」
影山「おう」
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ラミ(プロフ) - 更新頑張ってください！応援してるよ(*^ー^)ノ♪ (2014年8月25日 0時) (
レス) id: b7d18f9c0d (このIDを非表示/違反報告)
なりみっちぃ(プロフ) - ホントに面白いです！更新待ってます！多分ほかの人もずっと待ってると思います！なので頑張ってください☆ (2013年12月10日 15時) (レス) id: 2a417558f2 (このIDを非表示/違反報告)
のりこ(プロフ) - 続きものすごく楽しみです！夜も寝むれません…←マジですよ！寝不足です！ (2013年6月26日 12時) (レス) id: 832e957154 (このIDを非表示/違反報告)
知由(プロフ) - この作品がオリジナル作品のランキングに入っています。オリジナルフラグを外してください（オリジナルフラグさえ外していただければこのコメントはレス無しで削除していただいても問題ありません） (2013年4月5日 18時) (レス) id: b7b8569e96 (このIDを非表示/違反報告)
咲耶 - 続き気になります！！更新、期待してますねo(｀ω´ )o待ってます( ´ ▽ ` )ﾉ (2013年1月7日 23時) (レス) id: d3a13ccc6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あげちゅ〜 | 作成日時：2013年1月6日 19時
