『ハイキュー』影山君とインドア少女

深夜の学校：カゲヤマside ページ2

影山「・・・ったく、なんでこんなことになったんだっけか・・・」

っつーか、あいつが言い出したんだから一緒に来いよ、クソが

ゼッテー怖がってんだろ

カツーン、カツーン

誰も居ない深夜０時の校舎内に、影山ただ一人の足音が響く

カツーン、カツ・・・

不意に、足音が止んだ

目の前にあるのは『図書室』と書かれたプレートのあるドア

図書委員の同級生に借りたカギを使い、入ってみる

ガララララ・・・

影山「(そーいや、図書室来んの初めてだな・・・)」

そう、影山は入学してから、一度も図書室に来たことが無かったのだ

それより・・・いままで何人も確かめに来てんだよな？俺が来た意味なくね？

ドサッ

影山「！？」

・・・ちょっと待て

今ここに居んの俺だけだよな？だよな！？

なんか音したぞ！ドサッって音したぞ！？

影山「だ・・・誰か、居るのか・・・？」

ヤベェ・・・帰りてぇ・・・

とりあえず音がしたトコに行くか・・・

コツ、コツ、コツ

・・・ここの本棚と本棚の間だよな・・・たぶん

よし、大丈夫、大丈夫、大丈夫だ・・・

誰も居ない誰も居ない誰も居ない

少しだけ、顔出すようにして見てみるか

ソッと本棚の影から顔を出してみた

そこに居たのは・・・

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