No.3番外編「母万里子」 ページ34
部屋にはいると、、
！！！！
し、しのぶ？？
そこには、ヘザーベージュのタキシードを着た忍が立っていた。
ブラウンカラーのベストを着てクラシカル風なフロックコート。
柔らかい髪質のぶーちゃんに似合っていた。
ぶーちゃん「母さん、大好きな人と今日結婚する。」
急に驚かせてごめん。と謝る幸せそうなぶーちゃん。
もう、何もかも手遅れ、、
あんなに、幸せそうな息子の顔、、
Aが浮かんだ。
ｰｰｰｰごめん、、A、、なんもしてあげられんかった。ｰｰｰｰ
愕然とする私の手を引くと、椅子に座らせた。
ぶーちゃん「うまく言えそうにないから、手紙を読むよ。」
((彼Voice))
---母さんへ----
母と子、2人家族ということ感じさせない母さん。
時にしつこく、料理も正露丸の味するし、、
だけど、誰よりも一番に愛してくれた。
大切な人ができて、その愛情深い母さんの想いを知りました。
今まで、本当にありがとう。
今日、大切な人と結婚します。
ｰｰｰｰｰｰその人の名前は、、
私は、ただただ泣くことしかできなかった。
万里子「順番ってのがあるでしょー！もう！ぶーちゃんは！！」
こうといったら、聞かない性格。
もう、目の前は涙の嵐。視界がみえなくなる。
ハンカチを目に押しつけた。
ｰｰｰ忍「A(奈緒)がお嫁さん。」
？？へ？A？？
そーっとハンカチをはずした。
！！！！
白いウエディングドレスに身を包まれたA。クラシカルな白いドレス、Aに似合っていた。
私の背中をそっと抱きしめた。
A「万里子ママ、、、」
万里子「世界一、きれいなお嫁さんがおる。」
A「万里子ママ、末永く、よろしくお願いします。」
泣きながら、言葉をつまらせて一生懸命話すA。
万里子「ほんまなん？ふたりの夢が叶ったってこと？」
頷くAの花嫁姿に、全身の力が抜けていった。
幼い頃の記憶
、、いつか、Aをお嫁さんにもらう。
、、私は、(彼)のお嫁さんになる！
ふたりの約束が、現実のものになる日を信じてた。
ずっとずっと、忍を支えてくれてたA。
2人の幸せを、一生見守れる。
こんな幸せなことはない。
万里子「こんな、幸せな日が来ると思わん。本当にありがとう。」
---結婚、おめでとう----
---END---
作者のR＋☆彡です。
どうしても、タキシードの二階堂忍が見たくて。万里子さんに頑張ってもらいました。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 235人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
明里香(プロフ) - いえいえ。細かくてすみません。丁寧な訂正有難うございます。 (2019年9月16日 22時) (携帯から) (
レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
R+☆彡(プロフ) - 明里香さん☆彡、SAWA？沙和さん☆彡お返事が遅くなりました。コメントありがとうございました。 (2019年9月16日 21時) (レス) id: 3564d79ee2 (このIDを非表示/違反報告)
R+☆彡(プロフ) - SAWA?沙和さん☆彡はじめまして。3話は胸をかく仕草へ変更しました。気に入っていただけて嬉しいです。ありがとうございます。 (2019年9月16日 21時) (レス) id: 3564d79ee2 (このIDを非表示/違反報告)
R+☆彡(プロフ) - 明里香さん☆彡はじめまして。３話は、胸をかく仕草へ。７話彼の名前の変換はNo.8からです。21話誤字訂正完了しました。お気づき頂き、ありがとうございました。 (2019年9月16日 21時) (レス) id: 3564d79ee2 (このIDを非表示/違反報告)
SAWA?沙和(プロフ) - すごくキュンキュンしました！番外編も全部面白いです！ 大好きです！ (2019年9月16日 8時) (レス) id: 2d2def3baf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：R+☆彡 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/RBOOK1/
作成日時：2019年9月2日 19時
