No.2 番外編「母万里子」 ページ33
ｰｰｰｰｰｰ某ホテル
スタッフ「二階堂様、お待ちしておりました。こちらへご案内致します。」
スタッフが準備の為に席をはずし、２人きりになる。
万里子「ちょっと〜、ぶーちゃん！ここ、なんなん？？」
ぶーちゃん「母さん、誕生日プレゼント。誕生日おめでとう。」
万里子「なんなん？急に、、忍がそんな事するなんて！！どうしたん？？」
手渡されたプレゼントを抱きしめた。
ぶーちゃん「、、嬉しくないん？」
万里子「嬉しい！！嬉しすぎる！！驚いたんよ、ありがとう。」
ローズ色のリボンのラッピングをほどくと、上品な刺繍の入った黒いワンピースドレスだった。
ドレスをあてた私を見守る息子が、嬉しそうにしている。
万里子「なんよ、もーー、そんな顔せんでええから！！」
そんな顔しとらん！といって、そっぽむける ぶーちゃん。
きっと、彼女と一緒に選んだという事なのだろう。
ぶーちゃん「ドレスコードなんだ。これに着替えてきてくれる？」
ぶーちゃんが、お願いします。と、スタッフに声をかけてる。
じゃぁね、と言って、ひらひらと手を振り部屋を後にする。
やっぱり、様子がおかしい。いつものぶーちゃんと違う！
ぶーちゃんから貰ったドレスを抱きしめた。
スタッフ「二階堂様のお母様、お支度のお手伝いをさせて頂きます。」
テキパキと、スタッフがドレスアップをする。
まるで、、なにかのパーティに参列するかのようだった。
スタッフ「沢山悩まれて、この一着をお母様へ選んでいましたよ。素敵な息子さんですね。」
万里子「あ、あの、、息子が一人でですか？」
スタッフ「ええ、何時間も悩んでました。」
沢山悩んで選んでいる姿を、想像してしまった。
---ぶーちゃん。
ぶーちゃんとは、ずっと２人でやってきた。
寂しくさせたら、負けだと思ってた。
大好きな、大好きな一人息子。
私からしたら、いつまでも子ども。
私の方が、甘えていたかもしれない。
涙がじんわり出てきてしまう。
あんなに、幸せそうな息子の顔みたことない。
息子が待つ部屋の扉が開いた。
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明里香(プロフ) - いえいえ。細かくてすみません。丁寧な訂正有難うございます。 (2019年9月16日 22時) (携帯から) (
レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
R+☆彡(プロフ) - 明里香さん☆彡、SAWA？沙和さん☆彡お返事が遅くなりました。コメントありがとうございました。 (2019年9月16日 21時) (レス) id: 3564d79ee2 (このIDを非表示/違反報告)
R+☆彡(プロフ) - SAWA?沙和さん☆彡はじめまして。3話は胸をかく仕草へ変更しました。気に入っていただけて嬉しいです。ありがとうございます。 (2019年9月16日 21時) (レス) id: 3564d79ee2 (このIDを非表示/違反報告)
R+☆彡(プロフ) - 明里香さん☆彡はじめまして。３話は、胸をかく仕草へ。７話彼の名前の変換はNo.8からです。21話誤字訂正完了しました。お気づき頂き、ありがとうございました。 (2019年9月16日 21時) (レス) id: 3564d79ee2 (このIDを非表示/違反報告)
SAWA?沙和(プロフ) - すごくキュンキュンしました！番外編も全部面白いです！ 大好きです！ (2019年9月16日 8時) (レス) id: 2d2def3baf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R+☆彡 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/RBOOK1/
作成日時：2019年9月2日 19時
