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コッコッコッ
地下の廊下に足音が響く。
まあ、ちょっとカッコつけてナレーションっぽい事を言っていますが!今はそんな場合ではないのです!先生になって早8年。五条先輩に急に呼び出されて、地下の廊下を歩いているのです。
ギィッ…
五条「お、A来たね」
憂太「…?」(綺麗な人…)
A「五条先輩、その子はもしかして…」
五条「お、さすがA。もう情報は聞いてるんだね。…特級過呪怨霊、祈本里香と、特級被呪者、乙骨憂太くんだよ」
五条先輩が指を指す方向には、椅子にうずくまって座っている男の子がいた。
A「乙骨くん、初めまして。呪術高専1年副担任の、神崎Aと言います。よろしくね」
憂太「よ…よろしくお願いします…」
五条「ところで、これは何かな?乙骨憂太くん」
そう言って五条先輩はぐにゃぐにゃに曲がったナイフを持った。
憂太「ナイフ…だったものです。死のうとしました。でも、里香ちゃんに邪魔されました」
ギィッ
扉の開く音が聞こえて、振り向くとそこには…
夏油「悟、急に呼び出して何の用だ…A?!」
A「夏油さん!お疲れ様です!」
夏油「Aは今日も相変わらず可愛らしいね。…さて、そこに座っている子は…例の子かな?」
五条「そうそう!さて、乙骨憂太くん。君には僕達が教師をしている学校に転入してもらうよ」
憂太「行きません。もう誰も傷つけたくありません。だからもう、外には出ません」
五条「でも、1人は寂しいよ」
五条先輩の言葉に、乙骨くんはギュッと服を握りしめた。でも、本当に1人は寂しい。小中学生の時は、私は1人ぼっちだったから。その気持ちは嫌という程味わった。
夏油「君にかかった呪いは、使い方次第で人を助ける事もできるんだ。力の使い方を学びなさい」
A「全てを投げ出すのは、それからでもきっと遅くはないよ」
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チェリー - 個人的には七海落ちがいいです! (2021年4月21日 20時) (レス) id: 4fdbe42b4c (このIDを非表示/違反報告)
チェリー - 面白いです!続き楽しみにしてます! (2021年4月19日 14時) (レス) id: 4fdbe42b4c (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - なっつさん、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願いします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年4月19日 9時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ここなっつ | 作成日時:2021年4月18日 20時