乙骨くんの双子の妹

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憂太(そうだ。僕はあの時、里香ちゃんの死を拒んだ)

五条「呪いをかけた側が主従制約を破棄したんだ。かけられた側がペナルティを望んでいないのであれば、解呪は完了だ。ま、その姿を見れば、分かりきったことだよね」

憂太「…全部、僕のせいじゃないか。里香ちゃんをあんな姿にして、たくさんの人を傷つけて、僕が夏油に狙われたせいで、皆が死にかけた。全部っ…全部僕が…」

A「お兄ちゃんっ」

ぎゅっ

里香「憂太、A、ありがとう。時間もくれて、ずっと側においてくれて。里香はこの6年が、生きてる時より幸せだったよ。バイバイ、元気でね。あんまり早くこっちにきちゃダメだよ？」

2人「…うん。またね」


五条「今更だが、夏油の件、君に非はない。憂太がいなくてもらあいつは必ずここに来た」

憂太「ですかね…」

五条「それからコレ！」

A「あ、お兄ちゃんの学生証！失くしたって言ってたよね」

憂太「先生が拾ってくれてたんだ」

五条「いや、僕じゃない。僕の親友だよ。たった一人のね」

真希「オラ乙骨兄妹！いつまで待たせてんだ！！行くぞ」

2人「うん！」

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