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A「建人と雄はなんで高専に?」
七海「あなたに用があってきたんです」
A「私に?」
灰原「職員室で待ってるね!」
そう言って、大きく手を振る雄。建人も隣で微笑んでいるけど2人とも少しソワソワしている気がする。
A「うん!また後で!」
ガラガラッ
恵「!白雪さ…白雪先生!」
A「こんにちは恵くん!久しぶりだねっ」
表情筋は動いてないけど、目を輝かせて立ち上がる恵くん。
お父さんに似て、顔がかっこいい。
恵「…五条先生はサボりですか?」
ガラガラッ
五条「サボりなんて失礼だなぁ、ここまで育ててあげたのに」
後ろからぎゅうっと抱きつかれる。
恵「ちょっと、白雪先生に抱きつくのやめてもらっていいですか」
五条「男の嫉妬は見苦しいよ!」
恵「誰のせいだと思ってるんすか」
恵くんがちょっと怒っているのに対し、ヘラヘラと笑っている五条さん。
五条「まあそんな事より、今日は特に何もないから部屋戻っていいよ!高専なんて何回も来た事あるし、ある程度は分かるでしょ?僕はAとイチャイチャするからさ!」
恵「聞き捨てならない言葉が聞こえた気がするんですけど…」
A「なら、私この後用事あるので、これで失礼しても大丈夫ですか?」
五条「待って!用事って何?!僕より大事なの?!」
A「はいっ!」
恵「ぶふっ」
雄と建人との用事だから、どんな事よりも大事!そう思って素直に答えると、五条さんの顔が死んで、恵くんは肩を震わせて笑っている。
五条「…行ってらっしゃい…」
A「はい!ありがとうございます!行ってきます!」
何があったんだろう…。でも、何だか幸せな話の予感!
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作者名:なっつ | 作成日時:2023年2月17日 20時