エピローグ ページ2
あの一件のあと、私は影山くんにショウと知り合いなのか聞かれた。
「うん。まあね……昔にあったことがあるだけ。影山くんの方が付き合い長いし、何も不安に感じることはないよ」
「別に不安なんて感じてないよ……」
「そうなの？ でも、私は君が違う女の子と仲良くしてたら嫌だな……不安になるかも」
私は何を言っているのだろうか。
勝手に口が動き、止められない。
彼は顔を赤く染めて、うつむいている。
かわいいな……。
「律くんって、可愛い」
「はぁ！？ ていうか、律って……」
「これから、そう呼んでもいいよね？」
「だったら、僕も……葉闇の事、Aって呼ぶから」
私たちはお互いを下の名前で呼ぶことになった。
何だか、今まで通りよりももっと仲良くなれた気がする。
☆☆☆
私たちが部活で外を走っていたら、影山くんと会長が鬼瓦先輩に謝っていた。
私はモブ先輩の様子を見ながら、一緒に走っていた。
「律くん、またね！」
「うん。また……A、頑張れ！」
私は元気よく返事をし、笑いかけると、彼はまた照れた。
私は数ヶ月前よりかは笑えるようになり、少しずつクラスにも馴染めている気がする。
私たちは何気ない日常をいつまでも続いていくのだろうか。
でも、それを私は望む。
第一部fin．
────
本当に読んでいただき、ありがとうございました。
時間があれば、続きを書きたいと思っております。
感想があれば、コメント欄に書いてくださいm(_ _)m
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あると。 - 夢主ちゃんの過去が深いっていいですよね…！！おつかれさまです！ (2022年11月18日 16時) (
レス) @page3 id: 13f95ce4a6 (このIDを非表示/違反報告)
お茶っ葉〜にゃんこ。 - 感動的なシーンが多くて面白かったです！続きもずっと待ってるので気が向いたら頑張ってください！ (2017年12月9日 17時) (レス) id: c388a66b0e (このIDを非表示/違反報告)
カップラーメン - 面白かったです！とにかく完結して良かった( ´ ω ` )また続きを書いて下さるかもしれないし、それはそれで楽しみです！気長に更新お待ちしていますね( /-` ) (2017年1月29日 18時) (レス) id: 60da7fdebb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミコト | 作成日時：2017年1月1日 23時
