[ヒロアカ］心を溶かしたのは (ページ31)

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敵連合の奇襲ページ31

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地面を蹴って宙へ跳んでそのまま13号の隣に着地した。

13「ダイアナ…！彼は自らを敵連合と名乗っています。そしてオールマイトを殺しに来たと…！」

「オールマイトを…？」

敵連合だと名乗った黒霧男が軽く目をひそめた。

黒「生徒にしては少し大人びてると思っていましたがプロでしたか。ダイアナといえば鮮烈なデビューをした"ダイヤの戦姫"じゃないですか」

瀬「ダイヤのせんき…？」

八「戦う姫と書いて戦姫ですわ。気高く戦う女性の事を指しますわ」

「たしかにそんな風に呼ばれた気がするけど、どうでもいいわ」

黒「まさか雄英にいたとは…情報に入ってませんでしたね。貴方のことは注目していたんですよ…そういえばあの事件お気の毒でしたね。そう、数ヶ月前でしたか？」

「……っ！」

麗「あの事件…？」

黒「おや、ご存知ない？数ヶ月前に起きた高層ビルでの集団敵の立て篭もり事件。敵が暴れてビルは崩落、多数の死傷者を出しましたね。その中にいましたよね、プロであり貴方とサイドキック関係にあったヒーローが」

皆「？」

「……黙れ」

拳を握りしめ、指先からダイヤ化させていく。

自分でも驚くくらいの低い声が出た。

黒「まぁ、余計な詮索は置いておいて…私の役目はこれ…」

身構えた時

ドォォォンンン！！！

目の前に2人の影が飛び出して黒霧男に襲いかかった。

切「その前に俺たちにやられることは考えなかったか！？」

爆豪と切島だった。

黒「危ない危ない…そう、生徒といえど優秀な金の卵」

「バカ！！」

13「ダメだ、どきなさい2人とも！」

13号が叫んだ瞬間、Aたちに黒霧が覆いかぶさり吹き飛ばされた。

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