___ ページ27
.
校内は物凄い状況だった。
特に食堂入り口はすごい人が溢れており、おそらく中も同様だろう。
多分入り口に近寄ったら私ものまれてしまいそう。
近くの窓を開けて一旦外に出て、溢れかえってる食堂内の方へ回った。
やっぱり思った通り、人がぎゅうぎゅう詰めだ。
近くの窓を割って皆に知らせようと思った時
皆の上空を何かが通り過ぎ、EXITと記された場所にぶつかった。
飯「皆さん…大丈ーー夫！！」
飯田くんだった。
飯「ただのマスコミです！何もパニックになることはありません！大丈ー夫！ここは雄英！最高峰の人間に相応しい行動を取りましょう！」
「……」
私の出る幕はなさそうだ。
その後警察が到着し、マスコミたちは撤退していった。
「昼に色々とありましたが、帰りのHRは残りの委員決めをやってもらいます」
委員長の緑谷と副委員長の八百万が前に出てきた。
しかし、緑谷が委員長はやはり飯田がいいと皆に提案した。
切「あ、良いんじゃね！飯田、食堂でも超活躍してたし！緑谷でも別に良いけどさ！」
上「非常口の標識みてえになってたよな！Aちゃんはどう思うー？」
「…皆がいいならそうしなさい、私の意見は求めなくていい」
飯「委員長の指名ならば仕方あるまい！」
こうして委員長は飯田となった。
それにしても、今日の騒動は一体どうやって…
放課後、生徒たちは皆帰路につき今日の業務は終了した。
ミ「A！今日は色々とあったけど歓迎会はやるわよ〜！」
「え…」
中止になるかと思ってた…
ミ「まぁ少し早めに切り上げるけど、やるって言ったからにはやるわよ！あなたもう成人してるし、飲むわよ〜！」
「はぁ…」
ノリノリのミッドナイトさんはもう誰も止められない。
Aはミッドナイトの後を大人しくついていった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：安奈 | 作成日時：2017年9月19日 0時
