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あと5分か…
制限時間を見ていると
爆「よそ見してんじゃねェ！」
爆豪くんが殴りかかってきたのでサッと避ける。
「だって、よそ見してても避けられるんだもの」
振りかぶった手を掴んで、彼の腹部に掌底打ちをお見舞いした。
爆「ぐっ…！」
彼はやられながらも爆破せんと手を構えた。
Aはその手すら蹴り上げる。
背後に轟が迫っている事も視野に入れながら、立ち回る。
お互いに個人プレーって感じ。
「君たち少しは協力くらいしたら？」
轟の追撃を避けて、彼には顎に掌底打ちを食らわす。
轟「…！」
氷結を繰り出す前に腹部に蹴りを入れて、飛ばされた体を掴んで投げ飛ばした。
「あと1匹」
爆豪くんは今にも噛みつきそうな顔でこちらを睨んでいる。
すると彼は両手に装着している小手を掲げて私にめがけて構えた。
「？」
小手についている引き金を引こうとした。
何か撃つつもりなのか？
ドォォォンンン！！
爆撃されました。
周りでは大丈夫か!?って声が聞こえた。
威力はある。でも悪いけど私には効かない。
爆風に紛れて彼に殴りかかり、油断したところを場外に出した。
相「そこまで！」
相澤の終了の一言と共に全身ダイヤモンド化を解いた。
ゴーグルを外して相澤たちの方を見ると、生徒たちから何故か拍手が贈られた。
「？」
芦「先輩すごーい！」
蛙「全員倒しちゃったわ」
上「超つえー！」
「…どうも」
ちょっと疲れたけど。
相「お前らにまた課題が出来た。残り時間は自主練するなり、こいつに話聞くなり好きにしな」
皆「はい！」
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作者名：安奈 | 作成日時：2017年9月19日 0時
