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続いては青山くん、葉隠さん、峰田くん、障子くん、尾白くんだ。
峰「よっしゃー！ひん剥くぞー！」
尾「それは犯罪だから…」
葉「頑張るぞー！」
障「油断はするなよ」
青「僕の方が輝いてるよ！」
一番警戒すべきはあの透明の子だなぁ。
相「はじめ！」
合図と同時に動き始める。
峰田くんが頭のもぎもぎを私に投げつけてくるのを避ける。
私の避けた場所には彼のもぎもぎが散らばり、引っ付く。
峰「くっそー！」
すかさず青山くんがおへそのレーザーをこちらに放とうと構えた。
アレで分かるかも。
足をダイヤ化させて脚力を上げ、一気に青山との距離を詰めた。
青「へ？」
青山は驚いた表情をした。
そんな青山にお構いなくAは彼の首根っこを掴み、ぶん回した。
そうするとレーザーも一緒に円を描いて放たれる。
尾「わっ！」
障「危ない！」
峰「ひょー！」
葉「きゃっ！」
コスチュームを全て脱ぎ捨てていた葉隠さんの居場所がこれで分かった。
すぐ様ダイヤ化した腕で青山を場外へ放り投げ、葉隠の場所へ行く。
想定した通りの場所に彼女がいたのでそのまま腕を掴み、峰田のもぎもぎの散らばった場所へ放り投げた。
すると一箇所のもぎもぎが跳ねるように動いた。
ビンゴ。
数分後
相「そこまで！金剛の勝ちだ」
葉隠さんは行動不能で失格、他も場外。
「……」
弱い。個性把握テストパスしたって聞いたから結構期待してたんだけどなぁ。
その後の組も特に押される事もなく、場外に出して終了。
緑「なんて強いんだ…！」
麗「全く隙があらへん…」
切「動きに無駄がねえ」
見学していた生徒たちがAを見て圧倒されていた。
相「あいつは在学時、近接戦闘において常にトップだった。あと体術に関しては達人レベルで強い。その辺の大男は平気で投げ飛ばすぞ」
緑「たしか聞いた事ある…デビューしたての頃に敵40対1で無傷で倒したって…。誇張されてるだけかと思ったけど本当だったんだ…！」
峰「40人1人で倒したのかよ！」
「……相澤先生、次」
Aは3組目を終えて相澤を見据えていた。
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作者名：安奈 | 作成日時：2017年9月19日 0時
