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目黒side
一目見たときから何か引かれるものがあった。
入学して間もない頃、たまたま廊下ですれ違った。
オーラというか輝き?みたいなのがはっきり見えた。
ある日、ダンス部を見に行こうと3人で歩いてると康二が誰かに話しかけに行った。
知り合いかな、と思って顔を見ると
あの日から忘れられない、オーラを纏っている人。
人見知りのラウールもすぐに心を開いた。
やっぱり不思議な力を持ってるんだと思った。
偶然にも俺らが行こうとしてたダンス部のマネージャー。
この時から入部を決めていた。
実際入ってみると、Aの人気を目の当たりにする。
元カレもいる。頭を撫でる先輩もいる。
俺なんて触れることも出来てないのに。
自分はこんなに嫉妬深いとはAと出会って気づいた。
さっきだって、洗い物中に変なことを言ってしまった。
自分らしくない、俺じゃない。
でも、こんな自分が大好きだ。
Aのことが好きな俺が大好き。
なんか変な感じがするけど、嫌な気持ちではない。
ちょっと離れたところで楽しそうにご飯を食べてる。
岩本くんそんな目で見ないで、舘さんも頭撫でんなよ。
あぁ〜、駄目だ。俺は君の彼氏じゃない。なにも言えない。
そんな状況が嫌だ。悔しい。
ラ「めめ、大丈夫?」
目「ん?大丈夫」
深「まぁ、可愛いもんなぁ、わら」
目「はい、絶対に俺のものにする」
深「お!良い意気込みだねぇ。負けらんない、わら」
ライバルは目の前に居る人達だけじゃない。
『どした?目黒』
目「洗い物手伝います」
『また手伝ってくれるの?嬉しい、ありがとう』
目「いや、Aと一緒にやりたいだけ」
『下心を消してくれると嬉しいんだけど』
目「一生無理」
『それは困るなぁ』
微笑みながら言う彼女は強気なのに儚く見える。
やっぱり不思議な人だ。
全部分かりそうなのに何も分からない。
何が好きだとか、曲はどういうのを聞くのか、
……好きなタイプ、とか。
もっと色々知りたい。
それで俺のことも知って欲しい。
『ほら、早く流して!』
目「見惚れてた」
『おぉ、ストレートに来るねぇ』
目「だってこのくらい言わないと振り向いて貰えない。」
『どんだけ言っても振り向かないよ』
目「まぁまぁ、そんなこと言わずに落ち着いて」
『なんで私が宥められてるんだ?』
今はまだ変な距離感だけど、これで良い。今は。
いつか振り向いて貰えるまでまっすぐ伝える。
それが俺に出来る精一杯の事。
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赤い 白熊(プロフ) - ミルクさん» ご指摘ありがとうございます🙇早急に直させていただきます! (2022年6月18日 11時) (
レス) id: d5066dd25e (このIDを非表示/違反報告)
赤い 白熊(プロフ) - そうなんですか?!拝見させていただきたいです!私はまだまだ拙いので……!それでも褒めて頂けるのが凄く嬉しい限りです!いつもコメントありがとうございます! (2022年4月4日 20時) (レス) id: d5066dd25e (このIDを非表示/違反報告)
珈琲 - そう言えば私も小説書いてるんです！！赤い白熊さんには敵わないですが、、、(笑)赤い白熊さん私頑張ります！！(⬅なんの報告？ (2022年4月4日 19時) (レス) @page1 id: eb9eda2047 (このIDを非表示/違反報告)
赤い 白熊(プロフ) - あらららww泣かないでぇぇ!会ったことないけど醜くない事は分かりますよ！元気だして!(急なカウンセラー) (2022年4月4日 17時) (レス) id: d5066dd25e (このIDを非表示/違反報告)
珈琲 - 私弟いて、まともに会話してくれないんですよ酷くないですか！！！！みんな揃って私のこと醜い、醜いって言ってくるんですよ！！え？私の顔のことを言ってるんじゃないよね？？え？泣くよ？私、、、、泣くよ！！！！！(笑) (2022年4月4日 14時) (レス) id: fe76d6d211 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤い 白熊 | 作成日時：2022年1月16日 20時
