~3~ ページ4
Aside
女3「とりあえず、もう近づかないで。わかった?」
女2「次近づいたらどうなるかわかるよね?」
まぁ、苛められるんだろうなぁ。
でもさ、
『無理じゃない?』
女達「は??」
『いや、普通に考えてみてよ。無理でしょ、近づくなって。席は隣だし、委員会も一緒だし。なんなら今まで近くに居たのに急に離れたら阿部君も不思議に思って話しかけてくるでしょ。少女漫画見たことある?』
『阿部君好きなのはご勝手にだけどさ、それは自分達で頑張ってくれない?私の行動制御するのはちょっと勘弁。』
めんどくさいと思ったのか、女の子達はその場を去った。
言いたいことを言ってスッキリしていると、木の後ろから人が出てきた。
阿「えっ…」
『あ、阿部君!?』
うそ、聞かれてた??めちゃめちゃ恥ずかしい。
めんどくさい女とか思われたじゃん絶対。
あぁ〜、死にたい。
阿「かっこいいよ、」
『えっ?』
阿「めちゃめちゃかっこよかった!」
阿部君は目をキラキラさせていた。
『かっこいい?』
阿「うん!普通だったら素直に従っちゃうんだろうけど、言い返してたじゃん!めっちゃ良かった!」
うん、なんか君可愛いよ。今。(めちゃ関係ない)
『ありがとう。ってか、なんでここに?』
体育館裏なんて余程の事がない限り来ない。
阿「えっとぉ、Aちゃんが女の子に連れてかれるのを目撃して、着いてきちゃった。」
阿「ちゃんと助けるつもりだったんだよ!ホントに!」
言い訳みたいに必死に言ってる阿部君が面白くて、声をあげて笑ってしまう。
『ﾊﾊｯ、面白いwわかったよ、助けてくれようとしたんだよね。ありがとう。』
阿「う、うん!」
予鈴が学校中に響く。
『もうすぐ5限始まるね。戻ろっか。』
足を踏み出した時、右手に違和感を覚えた。
振り向くと阿部君がワタシの手首をつかんでいる。
いつまでも喋らない。
『阿部君?』
阿「あのさ、」
モジモジしている阿部君がもどかしい。
『なに?』
急かすようにそう言うと、決心したようにこちらを見た。
その顔がとても凛々しくかっこよかった。
阿「あのさ、俺と付き合ってくれませんか?」
そう言った時授業開始のチャイムが鳴り響いた。
それと同時に私達の恋も動き始めた８月の事。
授業に遅れて怒られたのは言うまでもない。
続きます
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赤い 白熊(プロフ) - ミルクさん» ご指摘ありがとうございます🙇早急に直させていただきます! (2022年6月18日 11時) (
レス) id: d5066dd25e (このIDを非表示/違反報告)
赤い 白熊(プロフ) - そうなんですか?!拝見させていただきたいです!私はまだまだ拙いので……!それでも褒めて頂けるのが凄く嬉しい限りです!いつもコメントありがとうございます! (2022年4月4日 20時) (レス) id: d5066dd25e (このIDを非表示/違反報告)
珈琲 - そう言えば私も小説書いてるんです！！赤い白熊さんには敵わないですが、、、(笑)赤い白熊さん私頑張ります！！(⬅なんの報告？ (2022年4月4日 19時) (レス) @page1 id: eb9eda2047 (このIDを非表示/違反報告)
赤い 白熊(プロフ) - あらららww泣かないでぇぇ!会ったことないけど醜くない事は分かりますよ！元気だして!(急なカウンセラー) (2022年4月4日 17時) (レス) id: d5066dd25e (このIDを非表示/違反報告)
珈琲 - 私弟いて、まともに会話してくれないんですよ酷くないですか！！！！みんな揃って私のこと醜い、醜いって言ってくるんですよ！！え？私の顔のことを言ってるんじゃないよね？？え？泣くよ？私、、、、泣くよ！！！！！(笑) (2022年4月4日 14時) (レス) id: fe76d6d211 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤い 白熊 | 作成日時：2022年1月16日 20時
