~2~ ページ3
Aside
なんでこうなってるか長くなるけど聞いて欲しい。
〜〜〜〜〜
始まりは入学式。
中学から転校してきたから小学校の友達もいない。
中学も席は自由席だったから今と同じ席を取った。
『あぁ〜早く来すぎたなぁ。誰もいないじゃん』
緊張で早く起きてしまって、そのせいで早く着いてしまった。
暇すぎて窓の外をずっと見ていた。
桜がひらひらと落ちていく。その景色がとてもきれいだった。
しばらく眺めていると、隣に人が来た気配がした。
それが阿部だった。
『あの、』
阿「っ、はい!」
驚いたのか少し大きい声で返事をする彼に、少し笑ってしまう。
『ﾌﾌｯ、髪の毛に花びらがついてますよ?』
阿「えっ、?」
間抜けな声を出して、髪の毛を触りだす。だが、花びらは取れない。
『ここです』
彼の髪に手を伸ばす。サラサラで触り心地が良い髪だった。
『取れましたよ』
阿「あっ、ありがとうございます。俺、阿部って言います。阿部亮平。」
『私は城野Aです。』
阿「へぇ〜、Aちゃんかぁ、可愛い名前だね」
ニコッと笑う姿に胸が高鳴った。
鼻が高くて中性的な見た目をしている、第一印象はこれだった。
その日は、阿部君がたくさん話しかけてくれて仲良くなった。
帰りも誘ってくれてそこで家が近いことも知った。
それから私達はとても仲良くなった。委員会も一緒になり、移動教室とか昼休みも一緒に行動してた。
そして、阿部君がモテることも知った。
常に女の子達がかっこいいと噂をする。
そりゃそうだ。阿部君は頭がよくて、かっこいい。そして、誰にでも優しい。モテないわけがない。
私は密かに芽生えていた恋心を気付かれないようにそっと閉まっておくことにした。
誰よりも近くにいれるこのポジションを守るように。
それでも、世の中甘くない。
女1「ねぇねぇ、城野さんちょっと良い?」
急に3人の女子に囲まれ、着いてくるよう指示された。行き先は体育館裏。
女2「あんた、調子乗りすぎ。」
『私がいつ調子乗りました?』
女3「しらばっくれんなよ!」
シンプルに疑問だったから聞いただけとか、逆鱗に触れるのは分かってるから言わない。
女1「もう、近づかないで欲しいんだけど」
『阿部君に?』
女3「亮平君以外に誰がいるの?」
おいおいおい、そんなこと言ったら他の男子が可愛そうだろ。
続きます
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 332人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
赤い 白熊(プロフ) - ミルクさん» ご指摘ありがとうございます🙇早急に直させていただきます! (2022年6月18日 11時) (
レス) id: d5066dd25e (このIDを非表示/違反報告)
赤い 白熊(プロフ) - そうなんですか?!拝見させていただきたいです!私はまだまだ拙いので……!それでも褒めて頂けるのが凄く嬉しい限りです!いつもコメントありがとうございます! (2022年4月4日 20時) (レス) id: d5066dd25e (このIDを非表示/違反報告)
珈琲 - そう言えば私も小説書いてるんです！！赤い白熊さんには敵わないですが、、、(笑)赤い白熊さん私頑張ります！！(⬅なんの報告？ (2022年4月4日 19時) (レス) @page1 id: eb9eda2047 (このIDを非表示/違反報告)
赤い 白熊(プロフ) - あらららww泣かないでぇぇ!会ったことないけど醜くない事は分かりますよ！元気だして!(急なカウンセラー) (2022年4月4日 17時) (レス) id: d5066dd25e (このIDを非表示/違反報告)
珈琲 - 私弟いて、まともに会話してくれないんですよ酷くないですか！！！！みんな揃って私のこと醜い、醜いって言ってくるんですよ！！え？私の顔のことを言ってるんじゃないよね？？え？泣くよ？私、、、、泣くよ！！！！！(笑) (2022年4月4日 14時) (レス) id: fe76d6d211 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：赤い 白熊 | 作成日時：2022年1月16日 20時
