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Aside
目「阿部先輩帰んないんですか?」
阿「だって俺こっち方面だもん」
目「そーなんだ」
阿「目黒こそ帰んないの?」
目「俺はA先輩と帰りたいんで」
阿「ふぅ〜ん」
なんだこの微妙な空気……
息詰まりそう、てか詰まってる。
『目黒どっち方面なの?』
目「俺電車っす」
『駅逆だよ?!』
目「先輩と一緒に居たいんで」
阿「ねぇ、目黒ってさAのこと好きなの?」
普通本人がいる前で言う?バカなの?
目「はい、好きです」
『はぁ?!』
阿「やっぱり」
『いやいや、やっぱりじゃないよ!』
目「先輩って鈍感っすね」
『どうやって出会って2週間の奴からの好意を読み取れと?!』
阿「結構わかりやすかったけどw」
目「まぁとにかく、阿部先輩には負けないんで」
阿「やれるもんならね」
『もう目黒帰ってくれ、頭がパンクしそう』
目「急に言ってすいません、でも本気なんで」
じゃあ、さよなら、そう言って駅方面に向かっていった。
恥ずかしい、学校行けない。
阿「ホントに気づいてなかったの?」
『どうせ私は鈍感娘だよ……』
阿「まぁね」
『ちょっとは気を遣ってよ』
阿「でも、俺も本気だよ」
『阿部の本気は知ってるよ』
わかってる。阿部が本気で好きなことなんか。
でも駄目なんだ。私が耐えられないから。
付き合ってないこの関係が一番いいんだよ。
こんなこと言えない。
一回言ったことあるけど、泣きつかれて終わった。
『阿部はさ、なんでこの高校なの?』
阿「え?」
『今の今まで疑問だったんだけど、タイミング無くて』
阿「そんなのAが居るからに決まってるじゃん」
『教えた覚えないんだけど』
阿「Aのお母さんに教えてもらった」
『いい加減にしてくれ…』
昔から阿部の情報源は私の両親。
『阿部ならもっと頭のいい高校に入れたのに』
阿「うん、でもAが居なきゃ意味ないと思って」
『なんでそこまで』
阿「好きだから。それ以外ないよ」
『なんか鼻につく』
阿「おぉぉい!」
『ありがと』
阿「えっ?」
『いや、ウザいけど嬉しいから……』
だんだん語尾が小さくなる。
阿部は立ち止まって驚いてる。
なんかしゃべってくれ、勇気だしたんだよ?
阿「A、」
『なに?』
阿「もう、めっちゃ好き!」
『うわぁぁ!来ないで!』
抱きついてくる勢いでこっちに来る。
阿「これからも一生好き!」
『はいはい、w』
こんなのも悪くないなぁって。
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赤い 白熊(プロフ) - ミルクさん» ご指摘ありがとうございます🙇早急に直させていただきます! (2022年6月18日 11時) (
レス) id: d5066dd25e (このIDを非表示/違反報告)
赤い 白熊(プロフ) - そうなんですか?!拝見させていただきたいです!私はまだまだ拙いので……!それでも褒めて頂けるのが凄く嬉しい限りです!いつもコメントありがとうございます! (2022年4月4日 20時) (レス) id: d5066dd25e (このIDを非表示/違反報告)
珈琲 - そう言えば私も小説書いてるんです！！赤い白熊さんには敵わないですが、、、(笑)赤い白熊さん私頑張ります！！(⬅なんの報告？ (2022年4月4日 19時) (レス) @page1 id: eb9eda2047 (このIDを非表示/違反報告)
赤い 白熊(プロフ) - あらららww泣かないでぇぇ!会ったことないけど醜くない事は分かりますよ！元気だして!(急なカウンセラー) (2022年4月4日 17時) (レス) id: d5066dd25e (このIDを非表示/違反報告)
珈琲 - 私弟いて、まともに会話してくれないんですよ酷くないですか！！！！みんな揃って私のこと醜い、醜いって言ってくるんですよ！！え？私の顔のことを言ってるんじゃないよね？？え？泣くよ？私、、、、泣くよ！！！！！(笑) (2022年4月4日 14時) (レス) id: fe76d6d211 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤い 白熊 | 作成日時：2022年1月16日 20時
