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鬼殺隊に入ってから私も呼吸を学びました。
私は巌勝様の鍛錬をいつも眺めていたので基礎はわかりました。
それに吸血鬼なので体力も底無しで俊敏に動けるので、すぐに呼吸の習得に移りました。
私は日の呼吸と月の呼吸を縁壱様と巌勝様に教えてもらい習得しました。
ですが、威力は主達ほど出ないので自分の能力の技を使うようにしてました。
また、私は隊員の治療などもしていました。
鬼を切るのは人間を切ってるような感じがして嫌だった為、治療の方に徹していました。
鬼殺隊での日々が続いていました。
そんな中、大きな事が二つありました。
縁壱様が鬼の始祖の鬼舞辻無惨と遭遇したという報告がありました。
残念ながら逃してしまったと仰っしゃりました
もう一つは、痣が発現したものがバタバタと倒れていって死んでしまうと言うことです。
私は痣が発現していませんでしたが、巌勝様と縁壱様は痣がありました。
私は主達が死んでしまうと悲しみました。
ですが、悲しんでいる暇はありませんでした。
何故なら、巌勝様が鬼になったと知らせがあったからです。
私はまたやってしまったと後悔しました。
縁壱様はというと竈門家の人達に会いまた光を取り戻しました。
縁壱様は80まで生き延び、赤い月の夜に鬼と戦い亡くなりました。
私は縁壱様が亡くなったという報告を受けさらに悲しみ、後悔しました。
もう同じ事にはならないようにしようと思ったのに…
主がいなくなった私はまた次の主を探すのでした。
次の主に合うのもまた暫く経った頃でした。
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作者名:八仙花 | 作成日時:2020年6月29日 21時