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霜花Side
堕「お兄ちゃんが居るの!紹介するわね!!」
！堕姫から男の人が出てきた。
妓「俺ぁ妓夫太郎だぁ。よろしくなぁ。」
霜「あぁ、よろしく頼む。妓夫太郎。」
堕「お兄ちゃんは、あまり外に出たがらないか
らね。普段は私の中に居るの。」
霜「そうなのか。」
二人で一人ってことか。
この子達も、いい子そうだし仲良くできそうだな。
新しい出会い。
新しい仲間。
いい人達そうだし、楽しみだな。
確かに、こちらの方が居心地がいいかもしれない。
霜「改めて皆、これからよろしく頼む。」
鬼達「あぁ/うん！」
鬼「一通り皆、自己ショウカイは済んだみたい
だな。」
「そこでだ。貴様らには霜花の実力を見るため
に誰か一人、相手をしてもらう。」
「ここは、氷ということで童磨、貴様が今から
相手をしろ。」
童「わかりました〜!!無残様！」
霜「わかりました。よろしくな、童磨。」
私と童磨が位置につく。
皆は観戦するらしい。
猗窩座が少し残念そうにしているな。
今度、戦ってあげるか。
童磨はもう構えている。
扇を使うのか。
こちらも構え、準備はできた。
刀は相手が鬼なので普通の刀を使用する。
そして、審判役の無惨様の声が響いた。
鬼「それでは、はじめ。」
ダンッという音とともに童磨がこちらに向かってきた。
私は童磨の扇を刀で受け止めた。
流石上弦の弐。速いし、力が強い。
あちらも、血鬼術を使ってこないということは様子見なのか。
では、こちらから行かせてもらおう。
霜「氷の呼吸 壱の型 霧氷」
あたりに冷気が漂い、氷の粒が発生した。
童磨が氷の粒を避けるが、氷の粒に触れた童磨の腕と足が凍りつく。
私は、ほんの少し身動きかとれなくなったところを斬りつけに行く。
っ…やっぱり一筋縄じゃ行かないか。
避けられてしまった。
童「面白いね!同じ氷!
技の感じも似てるしなぁ!楽しくなってきた
よ！」
「じゃあ、次は俺ね！血鬼術 蓮葉氷」
霜「っ！…ケホッ」
これ、吸ったら終わるな。
肺胞が壊死する。
呼吸はしばらく使えないな。
刀だけで受け止めるしかない。
童「あれ？やっぱりわかっちゃうかぁ
呼吸を使わないってことは肺が壊死するこ
と分かったってことだよね？
流石！最強の柱だね!そうこなくっちゃ！」
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作者名：八仙花 | 作成日時：2020年6月29日 21時
