鬼呼ぶ使い (ページ33)

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夜が明けて…

しのぶSide

ん…今日も良い朝ですね…。

さて、顔を洗いにいきましょうかね。

？なんでしょうか手紙が置いてあります。

誰のものでしょうか？

取り敢えず顔を洗って、身支度を整えてから読みますか…。

5分後………

ふぅ、準備が整いました。

さて、手紙を読みますか。

Aさんからみたいです。

"しのぶ様へ

唐突で申し訳ないですが、霜花様が居なくなりました。

私がこの手紙を書いたのは夜更けです。

私が夜更けに目を覚ましたときには、霜花様はもう、おられませんでした。

なので、私は霜花様を探す事にしました。

霜花様が、居ない此処にはもう用はございません。

なので、私は屋敷を燃やしました。

そして、鬼殺隊を抜け出させて頂きます。

今まで、私達の事を気にかけて、味方をして下さりありがとうございました。

蜜璃様や義勇様にもお伝えください。

本当に、今までありがとうございました。

さようなら。

Aより"

何という事でしょう………

すぐに甘露寺さんたちに伝えなければ………

鎹鴉をつかって招集しましょう。

私は結局、大切な人達を守れない。

失っていくばかりです…。

あぁ、鬼も人も大して変わらないのかもしれません。

私はどうすればよいのでしょう…。

いや、悲しんでいても何も出来ません。

取り敢えず、甘露寺さん達が集まったら考える事にしましょう。

そうだ、お館様にも報告をしなければ…。

Aさん、霜花さん絶対に見つけ出してみせます。