耐えられない ページ30
霜花Side
蜜「そうよ!霜花ちゃん!
貴方が傷ついたら私達も悲しいもの!」
冨「あぁ、遠慮なく頼ってくれ。」
霜「皆、ありがとう。
本当にありがとう…。」
あの日から暫く経った。
私の味方をしてくれてる人達は、周りに何か言われたら言い返してくれる。
私は何も出来ない、何も言わないままだ。
煉「まだ、柱をやっているのか!!
君はさっさと辞めたほうがいい!」
不「そうだァ、早く辞めろォ。」
無「僕もそう思うよ。」
天「虐めとかする地味なやつはさっさと辞め
ろ。」
茜「ヒッ、霜花さんが睨んできた…。」
悲「やめないか、霜花。
前までのお前は何処に行ったんだ…
哀れだ、南無阿弥陀仏…。」
伊「悲鳴嶋の言う通りだ。
甘露寺も騙されてるんだ。
こっちに戻って来い。」
し「さっきから、言わせておけば…。
霜花さんはあんな事しません。
毒を飲ませてあげましょうか?」
蜜「皆なんで霜花ちゃんを信じないの?
霜花ちゃんの方が一緒にいた期間が長いの
に…。
伊黒さんも、私は騙されてません!!」
義「皆、冷静に考えられないのか…。
柱としての自覚がないのはそっちだ。」
皆、すまない。
今日は、柱合会議だから全員居る。
Aは、何も言わずに私の側についてくれてる。
心強いな。
お館様は私の事を信じてくれてる。
ありがたい。
だから、私は辞めずにいられる。
に・ひ「お館様の御成りです。」
お「今日は集まってくれてありがとう。
今日は霜花についてだよ。」
そう、私は一部の柱の告発により、裁判にかけられている。
お「皆、霜花の事を悪く言っているようだけれ
ど、私はそうは思わないよ。
だから、霜花に対しての処罰は無いよ。」
煉「ですがお館様!
茜は!!お「静に…」!すみません。」
お「茜は被害にあったと言っているし、傷跡も
ある。
けれど、霜花がやった所を誰か見たのか
い?確たる証拠も無いのに決めつけるのは
良くないよ。」
皆、静まり返る。
お館様…。
お「では、柱合会議を終わりにするよ。」
お館様が去って行く。
柱達に睨まれている。特に茜だ。
し「さ、私達は帰りましょう?
屋敷まで送りますね。霜花さん。」
「ありがとう。いつも皆には迷惑をかけてばか
りだな。」
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作者名:八仙花 | 作成日時:2020年6月29日 21時