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巌勝様と縁壱様に教えてもらったのに情けない…。



自分の技を使えば勝てると思うんですけどね…。



まだ、誰にも自分の技を披露したことはないんですよ。



勿論、霜花様にもです。



あぁ、それで、呼吸を使っても勝てないので
私は今、月の呼吸と日の呼吸を猛鍛錬中です!!



そんな事を考えているうちに、霜花様が茜さんの案内をするようになったそうです。



……先の行動から、霜花様に何かあったらまずいので、こっそり後をつけますか。



あれ、茜さんと霜花様が止まって何か話している。



耳を澄ませてみますか。



茜「あのですね、霜花さん。
  貴方、私の邪魔なんです。」



霜「何を言っている?
  どういう事だ?」



茜「はぁー…。私はですね皆から愛されたいんで
  す。皆さん美丈夫な方が多いじゃないです
  か。」



茜「でも、さっきの皆さんの話を聞くと
  毎回決まって、あなたの名前が出る。
  私は、そんな貴方の愛されてる立場が欲し
  いんです。」



茜「だから、下さい。その立場。
  まぁ、今から奪うんですがね。」



霜「?何をするつもりだ?」



茜「こうするんですよ。」



茜さんはそう言うと、霜花様の刀を取り、自分の腕に刺そうとした。



っ!そういう事ですか。



早く行かないと、まずい!



霜花様も急な事で反応が遅れたのでしょうか…



普段はあんな易易と、刀を取る事は出来ないのに…



後もうちょっと!!



茜「きゃああああああ!」



ッ!………間に合わなかった………。



彼女が叫ぶと同時に、柱達がその叫び声を聞きつけ、彼女の元にやって来た。



し「何があったんですか!?
  茜さん……!その傷は?」



茜「実は………

  という事です。」



彼女は、自分で傷つけた傷を霜花様につけられたと罪を擦り付けました。



よくもあんなペラペラと嘘がつけるな………



『皆様!茜さんの言っていることは嘘です!
 彼女は自分自身で腕の傷をつけました!!
 私、見てましたから!!』



柱の皆様なら霜花様を信じてくれると思いました。



そう、思いました………



私の発言も虚しく、柱の皆様は霜花様に罵詈雑言を浴びせ、茜さんと一緒に何処かへと行きました。



その時、茜さんはこちらを見て気味悪く笑いました。



霜花様は、とても傷ついておられました。



凄く絶望した顔をしておりました。



暫くその場で動けなかった霜花様に、私は慰める事しか出来ませんでした………

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作者名:八仙花 | 作成日時:2020年6月29日 21時

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