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プロローグ ページ1

私は「鬼呼ぶ使い」


今まで使えてた人が全員鬼になってしまったんです。


きっと私がいけないんです。


そう言われるのは仕方の無いことです。


「鬼呼ぶ使いだ!」



「早く逃げなきゃ、鬼が来ちまう!」



「おい!こっち来んな!」



「早くここから出てけ」


いつもと変わらないですね…。


けど、そんな私に新しく主になってくださった方がいた。


?「おい!何を言ってるんだ!
 鬼は何処にでも出るんだ!
 この人のせいにするな!」



「なっ、なんだよ!」



「おい!もう行くぞ!」



「大丈夫か?君の事は聞いている!
 よければ私の使いにならないか?」


人に使えることしか脳が無い私にそう言ってくださった。



噂のせいで誰も私を使ってはくれなかったのに



だから、助けてくれたこの人に忠誠を誓う。



今度こそは守りきってみせる!
私はそう心の中で誓った


















そう誓ったのに…。

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作者名:八仙花 | 作成日時:2020年6月29日 21時

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