嘘だよね? ページ9
Aside
さて、お酒も買ったことだし…帰りますか。
少し遠いところだから、歩くと時間かかるのだけど…ま、太宰と中也を2人きりにさせてくのも面白いし、ゆっくり行こ。
・
15分後(結構ゆっくり歩いた)
はぁ…割と疲れた…お酒って意外に重いんだね…
A「ただいまー」
鍵を開けて家に入った。
太「おかえりAちゃん。遅かったのだね。」
いつも通り、優しく迎えてくれた太宰。
A「少し遠い所に行ったからね。これでよかったかな?」
そう言って、私はテーブルにビニール袋を置いた。
中也は少し中を覗いて、
中「あァ、構わねェよ」
と言ってくれた。
はぁ、よかった。これで「嫌いなやつだ」とでも言われたらどうしようかと思った…
太「そうだ。ねぇ、Aちゃん。そこの写真に写っている、Aちゃんの隣にいる人は誰?」
そう言って太宰さんが指さしたのは、テレビの前にある写真。
A「ん?…従兄だけど…?」
…従兄なんて嘘。その人こそポートマフィアに入った理由である、私の兄さんだよ。
そう思ってた時──
太「…嘘だよね」
A「え…?」
戸惑っていると身体が急に重くなった。
中也の異能力だった。
A「ちょ…何するの…!?」
太「…Aちゃん、君の過去を教えてくれないか」
私の…過去…?そんなの…嫌に決まってるじゃない。思い出したくないのだから。
それに、何故話さなきゃいけないの…?
………真逆、バレた…?
A「…嫌だよ」
中「随分と生意気なこと言うじゃねェか」
A「…くっ!」
身体がさらに重くなる。
太「幹部命令だ。君の過去を話せ。」
321人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
狐夜(プロフ) - ミルクレープさん» コメントありがとうございます!そうなんですか!?笑 なんか…ありがたいです。そんな風に読んで頂けるなんて…!!笑笑 (2018年10月17日 22時) (レス) id: 4857dbda8c (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ - 夢主の秘密がばれたときに感情移入しすぎて叫んだら家族に変な目で見られましたwwww (2018年10月17日 20時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ(プロフ) - いえいえ。 (2018年7月6日 13時) (レス) id: cf0e41908a (このIDを非表示/違反報告)
陰のオタク(プロフ) - ザクロさん» ありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです! (2018年7月6日 13時) (レス) id: f8579db985 (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ(プロフ) - ハ?ナニコレ?面白過ぎでしょ! (2018年7月5日 22時) (レス) id: cf0e41908a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:狐夜 | 作成日時:2018年5月13日 20時