1枚の写真 ページ7
ということで。私の家には太宰と中也が来ましたね。
ここではっきり言いましょう。
………お願いだから静かに寝させてくれ。
太「お酒ある?」
A「欲しいならもってこい」
太「えぇー」
私がお酒苦手なの知ってるよね…?そんな私が家に置いてあるわけないでしょ。
なにかな?わざとなのかな?
だとしたら今すぐ帰れ←
太「中也ぁ、買ってきてよー」
中「手前が行け」
太「私動きたくない」
中「知るか!」
このような会話が3分ほど続けられた結果。
A「あーもう五月蝿い!もう私が買ってくるから、倍にして金返せ!!」
何故か私が折れた←
太「何故Aちゃんが行くのだい?君はお酒苦手なのだろう?」
A「早く帰ってほしいからに決まってるでしょ!!」
中「決まってンのかよ…」
だから言ったじゃない。私は寝たいんだ!!!
太「じゃあAちゃんにお願いするよ。お金は中也が払うからよろしくー」
中「ンなっ!太宰!!「はーい、いってきまーす」A!?」
中也を無視して家を出た私。ちゃんと財布もったし大丈夫!!
太宰side
Aちゃんが買い物に行ってくれてよかったよ。
気になることがあるからね…
中「こいつ殺す…」
太「五月蝿いよ中也。それよりもそこの写真見てご覧よ」
私はテレビの前に置かれていたある写真を指さした。
そこにはAちゃんと少年がこの家の前で仲良くピースしている写真だった
中「あァ?…これがなんだよ」
太「Aちゃんの隣の少年を見てみなよ。誰かに似ているように思えないかい?」
そう、似ているのだ。元ポートマフィアの──
中「誰かって誰だよ。……おい、真逆…」
太「その真逆だろうね。元ポートマフィアの」
ガチャ。
Aちゃんが帰ってきた。
中「もう帰ってきたのかよ?」
A「否、ただの忘れ物」
太「財布ならさっき持ってっただろう?」
A「家の鍵だよ」
そう言って小さいクマのキーホルダーがついた鍵を持って行った。
太「2つ鍵がついてるみたいだけど」
A「ん?あ、自転車の鍵のこと?」
太「そうかい。…ならいいのだよ」
A「?…行ってくるね」
中「気をつけて行けよ」
中也が心配なんて珍しいねぇ…
A「…私、一応マフィアなんだけどなー」
と言って、Aちゃんは出ていった。
中「太宰、さっきの写真の奴って…」
そう言えばそんな話をしていたっけ←
太「うん。高山夏樹 元幹部長だろうね」
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狐夜(プロフ) - ミルクレープさん» コメントありがとうございます!そうなんですか!?笑 なんか…ありがたいです。そんな風に読んで頂けるなんて…!!笑笑 (2018年10月17日 22時) (レス) id: 4857dbda8c (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ - 夢主の秘密がばれたときに感情移入しすぎて叫んだら家族に変な目で見られましたwwww (2018年10月17日 20時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ(プロフ) - いえいえ。 (2018年7月6日 13時) (レス) id: cf0e41908a (このIDを非表示/違反報告)
陰のオタク(プロフ) - ザクロさん» ありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです! (2018年7月6日 13時) (レス) id: f8579db985 (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ(プロフ) - ハ?ナニコレ?面白過ぎでしょ! (2018年7月5日 22時) (レス) id: cf0e41908a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:狐夜 | 作成日時:2018年5月13日 20時