復讐したいことが、どうやらバレたようで【文スト】

私の家は準備中 ページ5

Aの家


A「…何しに来たんですか」

太「いやぁ、Aちゃんが幹部になったと聞いたからね、お祝いしようと思って〜！」





あのあと結局、首領からの命令を断れるはずもなく、明日から幹部ということになって首領の執務室を出た。



それからは自分の身の回りを片付けて、明日の移動をさっさと済ませられるようにした。


そして今。家に帰ってゆっくりする心算だった。






…のだけど。真逆、家の前に太宰がいるとはね〜



A「私まだ幹部じゃないですけど…というか、それ何処で聞いたんですか？」

太「まぁまぁ、細かいことは気にしないっ！Aちゃんが幹部になったことは首領から聞いたのだよ。

それと、仕事じゃない時は、敬語とさん付けはいらないって言ったでしょ？」A「あーそんなこと言ってたね〜」


……首領。何故喋ってしまうのですか。



まぁ、どちみち明日には分かることなのだけどね。


それよりも。


A「…何故私の家？」


そう。それが問題。私の家には計画をメモしたパソコンやノートがあるからね。うん、バレたら死ぬね。


太「他に盛大にお祝いできる場所あるかい？」




え？そんなこと知らないよ……

そうそう。私の家、両親のおかげで割と裕福なんです。遺産もあるからね。


だから此処で盛大に祝いたいと仰る。




A「………じゃあ、10分待ってて。掃除してくる。」


太「えぇ〜…」


私は何も聞かなかったことにして扉を開け、家に入った。


A「さてと。」



見つかっちゃいけないものは片付けないとね…。



パソコンと〜ノートと〜……え、あと何？←


10分後。


A「まぁ、こんなものか…」


取り敢えず、見られたらやばいものはベットルームに片付けたのだし…大丈夫でしょ。









私はこの時気づかなかった。まだ片付けてないものがあったことに。





・





なんてね笑

どーぞ→←私18歳です。

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