復讐したいことが、どうやらバレたようで【文スト】

2日連続だね☆← ページ24

Aside


なんでそれを言うの…？


なんで此処にいるの…？



今の私にとって光の世界は苦痛でしかないんだよ…


私がそこにいた時の記憶は、もう要らないんだよ…


私とあなたが付き合ってた記憶なんて…今の私には眩しすぎるんだよ……



あなたは私の光だった。


昔から私の手を引いて何処かへ連れていってくれた。


色んなものを教えてくれた。



それは…本当の兄妹のようだった。


血の繋がっている家族のようだった。


だからこそ、此処には居て欲しくない。





私があなたを殺してしまえば、私の理解者はまた1人減ってしまう。




本当に信頼していた人がいなくなってしまう。









太｢ふぅん…元彼か……｣


何かを考え込むような太宰さんに恐怖を覚える。




すごく…ものすごく嫌な予感がする…



A｢……太宰さん…私はやりません。やりたくありません。｣


何か言われる前に先に言った。

この際首領に怒られてもいいや(ものすごい恐怖だけど)


太｢やるんだAちゃん。｣



A｢…嫌です。私は彼奴を殺せない…｣



太｢私は殺せなんて言ってないのだけど。唯、情報を吐かせろと言ったんだ。｣



A｢…言い方を変えます。私は彼奴を傷つけることが出来ない。｣




太｢……君は本当に使えない子だね。｣




カチャリと聞こえた音。

頭に伝わる冷たい感じ。


見なくたって分かる。



銃を突きつけられた。









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