90、本当にさよなら ページ15
和:「…え?」
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俺の右手を見ると…
あの時のように…透けていた。
もう…タイムリミットが着たように。
和:「もう…お別れみたいです…」
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俺は皆の目をみた。じっと見た
潤君は…瞳から涙がこぼれ俺から目をそらそうとした
他のみんなもそうだった…
俺が居なくなるという現実を受け入れたくないように
目をそらそうとしていた
和:「そらさないで…!!」
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和:「良い…?俺が居なくなって…多分…これからも一人じゃ乗り切れないほどの困難とか苦労に出会うと思う
悲しみに飲み込まれてしまいそうなときもあると思う。
でも…もしそうなっても逃げないで。
真っ直ぐ貫くんだ。
苦しくても辛くても、俺らの道は1つしかない
「嵐」でトップになるの…
それだけ…
前を見て…歩いて。
そしたら、もしかしたら希望が見えてくるかもしれない
もしかしたら希望が見えないかもしれない。
でもね、皆は一人じゃない。
メンバーも居て、ファンも居て、いろんな人が居て…
俺は…ここにいるから…
ずっと皆のところに居るから…
絶対、真っ直ぐ…真っ直ぐ歩くんだ。」
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4人はこぼれる涙も拭かず
俺の目をじっと見つめた
俺も彼らの目をじっと見つめた
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雅:「…ぜってぇ…トップになるから「5人」でトップになるから」
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和:「出会えてよかった…。皆と出会えて…良かったよ。」
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4人は、ぐっとこらえていた。
俺の目を見て、泣き叫ぶのをこらえていた
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体はどんどん消えていく。
俺の最後の「使命」今ここで終わったんだ
だんだんと4人の顔が見えなくなる
俺は大好きなメンバーに見送られ
「この世」を去った。
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革ベルト
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しおり - 感想途中で言おうとしたんですが、次の話が気になって最後まで掛けませんでした^^;本当に感動しました!!すごく良かったです!これからも応援してます! (2017年8月23日 16時) (レス) id: 5fafe5ca72 (このIDを非表示/違反報告)
結 - うぇ~ん(ノД`)超、超感動です!大泣きしました!! (2014年5月25日 14時) (レス) id: 99db5cdff2 (このIDを非表示/違反報告)
嵐のゆりか - この小説いつ読んでも泣けます! (2014年1月6日 12時) (レス) id: be12032f05 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - 。゚(゚´Д`゚)゚。。゚(゚´Д`゚)゚。。゚(゚´Д`゚)゚。。゚(゚´Д`゚)゚。。゚(゚´Д`゚)゚。。゚(゚´Д`゚)゚。。゚(゚´Д`゚)゚。。゚(゚´Д`゚)゚。。゚(゚´Д`゚)゚。。゚(゚´Д`゚)゚。。゚(゚´Д`゚)゚。。゚(゚´Д`゚ (2013年11月29日 22時) (レス) id: 1a0e6b2197 (このIDを非表示/違反報告)
舞姫(プロフ) - もぉ大号泣です(д) いいお話でした! (2013年11月10日 11時) (レス) id: 0cd30abe82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桃宮