Orangeのままに【2】

鬼には角がなくて（yukikiuiさんリク） ページ18

【シェアハウス設定】

深澤side




翔「おい、康二。

お前、真面目にやれよ」


照「康二、俺もこんなこと言いたくないけど、

本番近いんだけら、ちゃんとついてこい」







今さ、レッスン中って言うか、自主練中．．．？



今、俺らシェアハウスしてて、1階や2階は生活空間なんだけど、

地下1階もあって、そこでダンスとかボイトレとかできる空間が作られてて、


今では、ここでレッスンすることもある。




それで、今日はここでやろうってことでやってるんだけど．．．








康「ごめっケホッケホッ」






もう、今日は康二がすごい不調っていうか、空回りしちゃってる。




ミスがいつもよりも多くて、

本番も近いせいか、翔太や照はもう気が立っちゃってる。





佐「ほら、ちょっと休憩しよ！

気分変えなきゃ、2人も」







佐久間がなんとか、空気を換えようと、休憩にしてくれたんだけどさ、．．．






「康二、康二も休みな。

さっきから咳出てるし、喉乾いた？」






さっきから、空咳を繰り返してる康二が少し気になる。






康「ケホッごめっふっかさっ」






ほら、今だって。







「誰にだってうまくいかない日くらいあるって、切り替えていこうぜ」


康「そやなっケホッケホッ」










照「そういうことがダメだって言ってんだよ。

今回は時間がないんだ。

それに、これができなかったら、俺らなかなか合わせられないんだぞ」





いや、ド正論。



俺らも俺ら仕事が忙しい。



だから、合わせる暇なんて全然ない。







康「．．．わかってるもん」






もう、せっかく佐久間が作ってくれた時間をまたこんなことに使って．．．








こうなってしまった日はしばらくの間お葬式モードなんだろうな。



メンバー同士なかなかバチバチすることないから、


喧嘩した後の対処法がよくわかっていない。









もう、康二もシュンとしちゃってるし、周りも最悪だし．．．



これは本当に、めんどくさいかも．．．

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