佐久間の色の明日【5】 (ページ5)

今日:55 hit、昨日:32 hit、合計:127,698 hit

・ページ5

佐久間side

舘「そっか。ごめんね、気づかなくて」

舘さんがそう言って、ベッドのふちに腰かける。

舘「でもね、佐久間。

いつも全力な佐久間は好きだよ。

それは、

俺も含め皆。

メンバーも、スタジオの皆さんも、

きっと、見てくれてる視聴者さんも。

でもね、

全力って一人で全力で走ったって無理があるでしょ？」

「それは、．．．」

舘「今日の収録、佐久間は凄い熱が入ってたんだよね？

それは、すごい分かるよ。

だって、俺もそうだったし。

でもさ、だからこそ、頼ってほしかったな。

あの企画は2人の企画だから、大事にしていきたいもん」

「ごめんなさい．．．グスッグスッ」

舘「佐久間ー．．．俺、佐久間の全力に仕事をする姿は大好きだよ。

だからこそ、

全力は皆でやろうよ。

ひとりでやっててもいつか減速しちゃうでしょ？

そしたら、せっかくの佐久間の良いところ台無しじゃん！」

舘さんに言われて、やっと分かった。

俺、一人でムキになって、

意固地になって、

頑張れるって、意地張って、

空回りしてたんだって。

舘「もう、そんなに泣いたら、息苦しくなっちゃうよ」

「ぅう．．．ハァハァ」

舘「ほら、ゆっくりはいてーサスサス)

佐久間、．．．何でもちゃんと言いな。

俺が全力で受け止めてやるから」

舘さんの優しい声と、温かい手の中で

俺は、眠ってしまっていた。

でも、今回の眠りは、

何も苦しくなかった。

end

―――――――
作者です！

yukikiuiさん、リクこんな感じでいいですか？

舘さんから怒られる感じ、少し温かったですかね？ｗｗｗ

皆さん！

最高25位！ありがとうございます！

どんどん頑張って書いて行きまーす！

それでは！