佐久間の色の明日【5】

お兄ちゃん（naaaさんリク） ページ27

照side

「お疲れ様でした。失礼します」







仕事終わり、楽屋を後にして、


マネージャーが待つ車へと向かう。








「よし、今日は階段から行こう」








エレベーター待ちをしていると、



チラッと横を向いた時に、非常階段が見えた。





いつもなら、エレベーターが来るまで待ってるけど、


今日はなんとなく、なんとなくだったけど




階段から帰りたい気分になった。







ここは、12階。


1階まで5分もかからないでいけるだろう。





そう思って、階段へと足を延ばす。













「久しぶりに階段から帰るのもありだな。


なんかハマりそう」








いつもと違った帰り方に心躍らせていると、



あと4階程度に差し掛かった時に、非常階段で倒れてる人影が見えた。







「えっ．．．」






誰かはよく分からないけど、


とりあえず、ここで倒れてるとまずい！






そう思って、足を急がせた。









でも、そこにいたのは、









「佐久間！」







紛れもなく、佐久間だった。








「佐久間、佐久間。大丈夫か？」


佐「んっ．．．だれっ？」



「俺、照」




佐「ひかるっ．．．」




「大丈夫か？どうした？」




佐「なんかっ、ふらふらしてっ．．．


めのまえがっ．．．真っ白になって」









貧血か？




でも、男で貧血って結構やばくないか？







俺の目の前で倒れている佐久間は、


冷や汗でトレードマークのピンク色の髪が前髪にくっついて、




階段に体を預けていないと、

まともに座ってもいられない状態で。







とりあえず、車に急ごう。







「佐久間、俺の背中乗れ。とりあえず、車に行こう。


仕事もう終わりだろ？」




佐「そっだけど．．．」








俯いて動けなさそうな佐久間を、


ひょいっとお姫様抱っこして、車に急ぐ。








これで、俺が駆けつけなかったら、



こいつどうするつもりだったんだよ。







変なこと考えていたら、


怖くなった。








――――――――――
作者です！


今日は、さっくんの30歳のHappyBirthday！ですよ！！！！

Anniversaryですね！！！！




おめでたいです！！！




30歳という大きな節目にファンとして見届けられていること


本当に幸せです！！！


こういうことを感無量というのでしょうか？？？ｗｗｗｗ




これからも、Snow Man の行く末、そしてさっくんの行く末を見守っていきましょう！！



では！

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