佐久間の色の明日【5】 (ページ2)

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宮舘side

無事にごオールをして、エンディングももちろん撮る。

順位的言えば、なんとラウール・康二ペアが優勝！

のちのVTRで分かったことなんだけど、あのお2人後半めちゃくちゃ走ってた。

お陰で、持ってたゴープロもブレブレで、ほとんど2人の叫び声。

これじゃあ、どっちがお化けか分かんないって。

佐「それでは、スタジオの方にお返ししまーす！」

佐久間が締めを言って、

ス「．．．はい！オッケーです！ありがとうございました」

ディレクターさんの声がかかったと思ったら、

ドスッ

鈍い、何かが倒れたような音がした。

それと同時に、

俺の隣にいたはずのピンクの頭が冷たいコンクリートの上だった。

「佐久間！」

佐「ハァッ、ふっふっハァハァ．．．ケホッケホッ！」

さっきまで全力で盛り上げていた彼は、

全力で荒い息を繰り返しながら、俺の目の前で苦しんでいた。

「佐久間、聞こえるか？佐久間！」

佐「ぅぅ．．．ぅぁ、ハァハァハァ」

何で言わなかったんだよ。

なんで隠したんだよ。

．．．なんで、俺気づいてやれなかったんだよ。

俺の頭には、怒りとともに、悔しさと後悔が入り混じっていた。

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作者です！

『佐久間の色の明日』5弾です！

最近ゆっくりの更新ですみません。

でも、たくさん書いて行きますのでよろしくお願いします！

余談ですが、関連タグが少し変化しまた！

．．．それだけです！

それでは！