ビビンバ〜すのイルネス〜【6】

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深澤side




仕事から帰って、風呂に入って、出前の飯も食べて、

ゆーっくり過ごしてた時、


ソファーに投げ捨てていた、スマホが鳴った。





「はーい、もしもし」


蓮〈あっ、ふっかさん。


ごめん、こんな時間に〉



「あっ、めめ？

いや、大丈夫よ。どうした？」



蓮〈ちょっと相談事なんだけど、時間大丈夫？〉


「ん？大丈夫だけど、どうした？」





目黒自体が、こんな時間に電話をよこすのも珍しいうえに、

相談事なんて、そうそうないからちょっと俺もびっくりしてる。






蓮〈あのさ、ちょっと、ラウールのことで気になることがあってさ〉


「ラウール？

どうしたの？」








それから話を聞けば、

ラウールが今日の仕事終わりに過呼吸を起こしたこと、

何かメンタル面的に来てるのではないかと思ったこと、

でも、聞くなってバリアを張られてる気がして、上手く聞けなかったこと。


これからどうしたらいいのか悩んでることを話してくれた。






蓮〈普通にどうしたって聞ければよかったんだけど、

なんか、今回は何でか聞けなくて〉


「そうねぇ、ラウちゃんも大人になるにつれ、

いろいろ自分の中で考えるものができてきたからなんじゃないのかな？


悪いことではないんだけどね。


でも、俺らもそれに対応できる成長が、俺らも間に合ってないからね。


とりあえず、そっとしとこうか。

それで、ラウールが相談してくれたらそれになったらいいと思うし、

それで、逆にラウールの方がキャパオーバーになるようであれば、俺らから切り出してあげればいいからさ。


言いづらかったら、俺から引き出すし。


あんまりめめも背負い込みすぎんなよ」




蓮〈ありがとう、ふっかさん〉



「どういたしましてー。


とりあえず、このこと他のメンバーにも連絡入れとくわ」


蓮〈うん、おねがい〉


「はーい、じゃあ、おやすみぃ」





そういって、電話を切った。






とりあえず、ラウール以外が入ってるLINEに今の話のことを書いて、

ラウールのこと気にしてみといてということを送信した。




まあ、過保護な兄貴ぞろいだからそこは、あんまり心配してないんだけど。


でも、心配なのはやっぱりラウールのメンタルだよな。





大丈夫かな？





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お久しぶりです！作者です！


私事なのですが、明日から1週間〜2週間ほど更新お休みさせていただきます！


更新途中で申し訳ありませんが、よろしくお願いします！



では！

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