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目黒side
深「目黒―。
ごめんだけど、ラウ呼んできて。
多分そこらへんウロウロしてるだろうから」
「はーい、いってきます」
帰る支度が整って、各々解散にしようかってなって、
ラウールを呼び戻すために廊下に出る。
「どこ行った？」
そんな遠くの方を歩いてるわけじゃないと思うから、
ここらへんだと思うんだけど。
「はぁ、．．．あいつスマホ持ってないから電話かけれねぇじゃん」
楽屋にスマホをおきっぱで出て行ってたみたいだから、
いちいちアナログな呼び方で手間がかかる。
そう思って、探してたら、廊下の角を曲がったところで、
見覚えのある背中が見えた。
でもっ、
「おいっ！らうっ！らうっ、どうした？」
息が上がってて、過呼吸状態になったラウールが、
廊下にうずくまってた。
「とりあえず、こっち来い。
ちょっと立てるか？
ゆっくりでいいから」
廊下のほぼ真ん中で過呼吸起こしてたから、
ここの廊下、人気がないにしてももしかしたら人が通るかもしれないから、
端に寄せるために、ラウールを立たせて、
廊下の端にラウールを座らせた。
椅子かなんか座れるものがあったらよかったんだけど、しょうがねえか。
「ラウール、ゆっくりでいいから、
焦らなくていいからな」
ラウールの背中をさすって、ラウールが落ち着くのを待つ。
ラ「はぁっ、はぁっはぁ、．．．めっめ．．．はぁはぁ、」
「うん、大丈夫だから。
そうそう、焦んな」
ちょっとずつラウールの呼吸が落ち着いて、
俺にもたれてきた。
「ちょっと待ってな」
携帯を取り出して、あいつに電話をかける。
「もしもし、ああ。
あのさ、ラウールの荷物と俺の荷物持ってきてくんね？
うん、楽屋出て、右にまっすぐ行った突き当りの廊下にいるからさ。
いや、ラウールが疲れて動けなくなったからさ。
いや、大丈夫だから。
頼む」
ラ「めめっ、はぁっ．．．」
「今は何も聞かないから。
とりあえず、楽にしとけ」
今は何も聞かない方がいいかなて思って、
こいつもそんな年じゃないし、
落ち着いたら話してくれるかなって、そう思ってた。
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みんり - ログインせずべ全て見させて頂いたのですがパスワードを教えて欲しいです (11月26日 23時) (
レス) @page50 id: ddebee2628 (このIDを非表示/違反報告)
りす(プロフ) - コメント失礼します！いつも素敵な作品たちをありがとうございます。主様の作品を全作何周もして楽しませていただいてます、本当にありがとうございます。よろしければビビンバシリーズの【7】パスワード教えていただけると嬉しいです。 (11月26日 21時) (レス) @page50 id: c7db836bcf (このIDを非表示/違反報告)
咲咲(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく読ませていただいております。ビビンバ〜すのイルネス〜【7】のパスワードを教えていただきたいです，よろしくお願いいたします。 (11月26日 11時) (レス) id: 3e0581e37e (このIDを非表示/違反報告)
るう(プロフ) - 初めまして〜、このシリーズとても大好きでいつも更新を楽しみにしています。もしよろしければ小説の続きのパスワードを教えていただきたいと思います、 (11月25日 15時) (レス) id: 7c62397e30 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ(プロフ) - 初めまして！いつも更新楽しみにしてます！ビビンバ〜すのイルネス〜【7】のパスワード教えていただきたいです。よろしくお願いします。 (11月21日 14時) (レス) id: 9412099b79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shin_chan
| 作成日時：2023年8月15日 14時
